トランスポートやトラック操作はボタンで一発
右側にはトランスポート関連のボタンやミュート、ソロ設定をつかさどるボタンがある |
具体的には、まずはトランスポートボタン。再生、ストップ、録音、ループ、早送り、巻戻しなどの操作がマウスを使わず直接できるのは、やはり便利です。
またトラックのカーソル位置をカーソルボタンで移動できるとともに、ミュート、ソロボタンでの操作が可能です。また、「ASSAIGN1」、「ASSAING2」というボタンがあり、ここにはそれぞれMIDIのクォンタイズコマンド、Deleteコマンドが割り当てられています。さらに、「CUBASE FUNCTION A」、「CUBASE FANCTION B」というボタンもあり、ここにはそれぞれリストエディターウィンドウの表示、ミキサーウィンドウの表示が割り当てられています。
「ADD INSTRUMENT TRACK」、「VSTi WINDOW」という2つのボタンが強力な武器 |
そう、「ADD INSTRUMENT TRACK」のボタンを押すと、Cubase側では「プロジェクト」メニューから「トラックの追加」-「インストゥルメント」を選んだのと同様の操作ができるようになっており、すぐにソフトシンセを追加することが可能になります。ただし、ソフトシンセの選択自体は、マウス操作が必要になるのでKXシリーズ側だけで完結するわけではないのですが……。
一方、「VSTi WINDOW」を押すと、現在選択中のトラックに組み込まれているソフトシンセの画面が表示されてきます。実はこれがまたうまくできているのです。