スタンドアロンでもプラグインでも動作する
このAnalog Factoryは既存のProphet VやCS-80 Vなどと同様、WindowsでもMacでも動作しUniversalソフトなので、Intel Macでも使えます。そしてスタンドアロンでもプラグインでも使うことができるのも大きなポイントです。具体的に対応しているプラグイン環境としては
VST(Windows)
VST(Mac)
Audio Units(Mac)
RTAS(Mac)
RTAS(Windows)
のそれぞれ。基本的にはどのDAW上でも使うことができると考えていいでしょう。
2000音色+1000音色のReloaded登場
さらに1000音色追加して3000音色となったAnalog Factory Reloaded |
このAnalog Factoryが国内で発売されたのは2006年7月ですが、10月にはAnalog Factory Reloadedなるものが登場しました。これは、Webからアップデータをダウンロードすることで、利用可能になる新バージョンで、いくつかのバグが修正されたのとともに、音色がなんと1000音色増えて、3000音色になっているのです。
これだけあれば、十分過ぎるほどの音を楽しむことができるでしょう。このAnalogy Factory、当初はエントリーユーザー向けかなとも思っていましたが、実際にはプロユーザーもかなり愛用しているようです。というのも、音はオリジナルと同じで、やはり数多くの音をすぐに使うことができ、面倒な設定も不要ということでライブ用などとしても使われているようです。
なお、このAnalogy Factory、Reloadedではありませんが、体験版が用意されており、音色数の制限があるものの、どんなソフトであるか試してみることができます。興味のある方は、ぜひ一度、どんな音なのか試してみてはいかがでしょうか?
【体験版ダウンロードサイト】
http://www.idecs.co.jp/musicsoftware/analog_factory/demo.php
【関連記事】
MOOG IIIv最新情報 60年代ビンテージシンセ復活
氏家克典氏インタビュー Moog Modular V の実力
YAMAHA CS-80がソフトシンセに ArturiaのCS-80V