波形編集ソフトはCD作成のための強力な味方
レビューした当時は、どう使えばいいのかハッキリ分かっていませんでしたが、その後CD-Rドライブが登場し、波形編集ソフトのすごさというのを実感するようになりました。パソコン誌などで、“ついにCD-Rドライブが個人で買える価格になった”などと騒いでいたころで、まだドライブ1台が20万円近くしたのですが、波形編集ソフトできれいに整えれば、簡単にハイクオリティーな音楽CDが焼けるというのは、やはり画期的でした。
結局、そのSound Forgeを自分でも購入し、その後、日本の代理店であるフックアップでバージョンアップをしたり、アメリカから新バージョンを購入したりしつつ、ずっと使い続けています。そう、そのVersion 3からはじまり、4、4.5、5、6、7、8と気が付いてみるともう10年以上。
その間に、アメリカの企業らしく買収劇などもあって、現在はソニーのアメリカ法人の子会社、Sony Media Softwareのソフトとなりましたが、その人気は不動のものとなっています。
波形編集ソフトの基本機能は昔から変わっていない!?
このようにSound Forgeは非常に長い歴史を持つソフトであり、波形編集ソフトを代表するソフトといって間違いありません。もちろん、バージョンアップを重ねるごとに、その機能は向上し、CPU速度の向上にともない、速度も非常に速くなりました。
また、この10年の間には、数多くの波形編集ソフトが登場しています。たとえば国産ソフトで有名なものとしてはSound it!がありますし、フリーウェアのSound Engineなども人気があるソフトです。
どんどん進化してきた波形編集ソフトだが、基本的な機能は10年以上前から大きくは変わらない |
そういう意味では、どの波形編集ソフトも機能面では大差はありません。自分の気に入ったソフトを手に入れるのがいいでしょう。ハードを購入した際などに、すでになんらかがバンドルされていたという可能性もあるので、探してみてもいいかもしれません。その中で、気に入ったソフトを見つけてみてください。