FA-101よりも強化された5つのポイント
ドライバとして組み込まれるミキサーを使ってモニタ出力するチャンネルのレベル調整を行う |
また入力端子が+4dBuと-10dBuの切り替え式になったのも強化点のひとつでしょう。まあ、通常はどちらかに固定して使うことと思いますが、その切り替えは端子左側にあるディップスイッチで行うようになっています。
さらに、ANALOG DEVICESの高速なDSPを搭載したことにより、音質が向上したのも大きなポイントです。具体的には、Direct MonitorをいじるとFA-101などノイズが載るケースがありましたが、そうした問題が解消されています。
4つ目はリミッタを搭載したこと。UA-25などに搭載されて非常に好評なリミッタがここに搭載されたのです。FA-66にも同様なリミッタが搭載されていましたが、これにより過入力に対するリスクヘッジが可能となったわけです。
そしてもうひとつが音量を設定するつまみが電源スイッチを兼ねたこと。つまり、最小レベルへ左へボリュームを絞るとスイッチオフにできるのです。どうでもいい機能のようにも思いますが、これが結構便利。というのは、FA-101やUA-1000などでは、サンプリングレートを切り替えた後、FireWire端子やUSB端子を挿抜する必要がありましたが、このスイッチがあれば、一旦オフにしてからすぐオンにするだけでいいわけです。