いろいろある鼻歌入力ソフト
鼻歌でMIDIの入力ができる、というと「えっ?本当?」なんていう人もいると思います。確かにそんなもので入力できるとはにわかには信じられません。単純に考えたって、そんな認識が可能なのか、仮に音程が認識できても音長はどう判断するのか、和音はどうなのか、雑音は聞き分けられるのか、CDをそのまま読み込ませることはできるの……、といろいろな疑問がわいてきます。ただ、実際探してみると、市販ソフト、オンラインソフトを含め、いろいろなソフトがあるようです。具体的にあげてみると、以下のようなものがあります。
Singer Song Writer(インターネット)
SOL(ヤマハ)
鼻歌ミュージシャン(メディア・ナビゲーション)
ソング頼太(Dyna System)
採譜の達人
まあ、これだけあるということは、それなりに何かはできそうです。ただ、ちょっと気になるのはすべて日本のソフトであるということ。海外には鼻歌で入力しようという発想がないんですかねぇ?
Singer Song Writerでチャレンジ
さて、このSinger Song Writer、最近のDAWソフトと違い、起動した際、最初に登場してくるのはMIDIミキサーと、プレイパネル。オーディオ機能も備えたソフトではあるものの、やはりMIDIが基本となっているソフトです。オーディオインターフェイスの設定を行い、VSTインストゥルメントにVSCを組み込んだ後、トラック1の出力先をVSCにしておきます。これで準備は基本的な完了。あとはMIDIのレコーディングを行っていけばいい状態です。