DTM・デジタルレコーディング/DTM・デジタルレコーディング新商品情報

MOOG IIIv最新情報 60年代ビンテージシンセ復活(3ページ目)

1960年代に登場したビンテージシンセMOOG-III。それがまもなくソフトシンセとして復活しようとしています。このソフトシンセに関する最新情報をお伝えしましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

現在のところ、仕様は完全には固まっていないとのことですが、予定されているスペックとしては、合計32ものモジュールで構成されており、以下のようになっています。

・9オシレータ+1ホワイト/ピンクノイズ
・3フィルタ・スロット(4つのフィルタ・タイプが選択可能)
  24dBローパス・フィルター
  24dBハイパス・フィルター
  24dB フィルターカプラー
  12dBマルチモード・フィルター
・2アウトプットVCA(2エンベロープ・ジェネレータ含む)
  +1ミキサーモード(16コントロールVCA)
・2LFO
・6エンベロープ・ジェネレータ+1デュアルディレイ・トリガー
・1ステップシーケンサー(3×8ステップ)
・3エフェクター(フィルター・バンク、ステレオ・コーラス、デュアル・ディ
レイ)
・1ヴァーチャル・キーボード(リアルタイム・コントローラー付)
・モノモード/ポリモード(~64音)


 また、対応するOSはWindows2000、XP、MacOS 9.x、MacOS X。対応フォーマットはVSTi、DXi、RTAS、HTDM、MASとのことですから、CubaseSX、Logic、SONAR、DigitalPerformer、ProToolsLEほか、ほとんどどんなDAWソフトの上でも動作する仕様となっているほかスタンド・アローンでも使用可能とのことですから、とても楽しみです。

 正式な発売時期、価格などは未定ですが、商品に関する詳細はアイデックス音楽総研へお問い合わせください。
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