ところで、このEDIROL/Rolandブースの隣では、Singer Song Writerのインターネットもブースを出していました。ここでは、パッと見たところでは、新製品はなく、現行商品であるSinger Song Writer 6.0 VS、Singer Song Witer Lite 4.0、Sound It!などの展示を行っていました。しかし、先日のメールマガジンでもお伝えしたとおり、インターネットでは年内発売予定の新製品を発表しています。
そこで、担当の方にその新製品についてお伺いしたところ、α版としてのデモを見せてもらうことができました。それはSinger Song Writerの次期バージョンであるSinger Song Writer 7.0。これの最大の特徴はVSTインストゥルメントに対応したことで、各社が出しているプラグイン型のソフトシンセを利用できるというものです。さらに、ACIDのデータ形式であるアシッタイズされたWAVファイルを利用可能となり、テンポ、ピッチを気にせずにオーディオ・ループを扱えるようになるとのことでした。
なお、この7.0も現行バージョンと同じように、オーディオを強化したSinger Song Writer 7.0 VSもその後登場させる予定とのことで、発売はやはり年内予定とのことでした。
今年のWorld PC ExpoにおけるDTM関連の新情報は以上です。残念ながら今年は、楽器フェアも、MIDI Worldも開催されないので、年末に向けても目立ったイベントはありませんが、その一方で、新製品はどんどんと登場してきています。また、新しい情報があれば、随時お伝えしていきたいと思います。
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