9月24日、クリエイティブメディアからSound Blaster Audigy 2が発表されました。製品としてはサウンドカードのみの
Audigy 2 Digital Audio (\18,800)
と5インチベイに収納されるAudigy 2 Driveから構成される
Audigy 2 Platinum (\29,800)
の2製品。名前から想像すると、Audigyに多少機能が追加されたマイナーバージョンアップ版といった感じですが、実はAudigyとは大きく異なるアーキテクチャの完全に新しい製品なのです。
まず、Audigy 2の特徴というか、Audigyとの違いを挙げると、以下のようなものになります。
・24bit/192kHzの再生をサポート
・DVD-Audioの再生をサポート
・24bit/96kHzのレコーディングに対応
・6.1chサラウンドに対応
・Dolby Digital EXをサポート
などなどです。
この変化はLive!からAudigyへの進化と同等かそれ以上のものといってもいいのではないでしょうか? Live!の時代は、Live!Wareというドライバをアップデートすることによって、ハードウェアをいじることなく、機能をどんどんと進化させることができたのですが、今回のAudigyからAudigy 2への進化はサンプリングレートの向上など、抜本的な進化であったため、ドライバだけで機能アップさせることはできません。実際、搭載されているDSPであるAudigyチップもAudigy 2チップへと進化しており、この機能を手にするためには、新たに買う必要があるのです。