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一方のギター用モデリングは世界の名機から選りすぐった11種類のアンプ・モデリング・エンジンを搭載したものとなっています。パネル上にはGUITAR AMP MODELINGというものがありますが、これはギターアンプをシミュレーションするためのところで、ここにはMODELとSPEAKERというパラメータがあります。MODELはギターアンプのモデルを選択するところで、項目としてはJC CLEAN(ローランド製のJC-120)、BLACK PANEL(FenderS製のTwin Reverb)、AMERICAN COMBO(MESA/Boogie製のコンボ・アンプ)、VINT(VINTAGE STACK)(Marshall製1959)などがあり、これを選択すれば、まさにそれっぽいサウンドとなるのです。またSPEAKERのほうは、ORIGNALに設定しておけば、MODELで選択したアンプのオリジナルスピーカーとなりますが、4×12"を選べば12インチのスピーカー4個の密閉方式のスピーカーキャビネットとなるし、2×12"を選べば12インチのスピーカー1個の後面開放方式の小型スピーカーキャビネットとなるといった具合いで、いろいろなバリエーションが楽しめます。
さらに、GUITAR EFFECTS部にはFLANGER、TREMOLO、PHASER、DELAY、COMPといった選択肢があり、この中から任意のエフェクトを選べばそのエフェクトとして機能しますし、その下のCHORUS&REVERBのところを設定をすればコーラスやリバーブの効果を得られます。