リバーブ、コラースともに時間制御系のエフェクトであったわけですが、そのもっとも基本となっているのが
ディレイ
です。

たとえばエレキギターの音などにステレオディレイをかけると、「ピーン」という音が、「ピーピピィ」という感じになり、リバーブやコラースとはまた違う効果を出すことができます。
このように跳ね返りの効果があるので、この跳ね返りのタイミングをテンポに合わせると、より効果的な使い方ができます。たとえばテンポ120の曲の場合、4分音符1拍分の時間は0.5秒、8分音符ならば0.25秒となります。したがって、ディレイ時間を0.25とか0.5のように設定しておくと、曲にぴったりマッチするようになります。