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【新製品レポート】 新Cakewalkの隠された機能

SONARの下位バージョンとして登場した新Cakewalkシリーズ3ソフト。かなりの低価格なのですが、もっとも安いソフトでもACID的な使い方ができるなど、表では言われていない機能が隠されています。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

SONARの下位バージョンとして登場した新Cakewalkシリーズ3ソフト。かなりの低価格なのですが、もっとも安いソフトでもACID的な使い方ができるなど、表では言われていない機能が隠されています。

これらのソフトはいったいどんなパワーを持っており、SONARとの違い、各ソフト間の機能の差はどうなっているのでしょうか?


■SONARの下位バージョンとして登場した3つのソフト

以前も紹介したように、EDIROLブランドのローランドからCakewalkシリーズが新たに3製品登場します。具体的には

    Cakewalk Home Studio 2002(22,000円)
    Cakewalk PLASMA (15,000円)
    Cakewalk Music Creator 2002 (バンドルのみ)

という3製品です。このうちCakewalk Music Creator 2002は単独の発売はされておらず、現在のところ、

    今日から始めるパソコン・ミュージック(12,000円)
    Hyper Canvas(23,000円)
    Super Quartet(35,000円)

の各製品にバンドルとなっているのです。ちなみに「今日から始めるパソコン・ミュージック」にはMusic Creator 2002とともにソフトウェア・シンセサイザであるバーチャル・サウンド・キャンバスのDXi版がバンドルされています。またHyper CanvasおよびSuper Quartetもそれぞれが高性能ソフトウェア・シンセサイザとなっているのです。

つまり、Cakwalk Music Creator 2002のみを欲しいのであれば、12,000円で手にいれることができるわけです。

いずれのソフトもCakewalk SONARと同じユーザーインターフェイスであり、従来のCakewalkシリーズとは大きく異なるシーケンスソフトになっています。また、SONARの価格が58,000円であるのに対し、いずれもかなり安い価格設定になっていますので、どれだけの機能を持っているのか、気になるところです。
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