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総合評価☆☆☆★★
レースクィーンといえば、大人っぽく、落ち着いたイメージがあるが、水谷さくらは、アイドル色の強いフェースで特異な存在である。所属事務所は、メディアプロジェクト21 、同じ事務所の吉岡美穂の妹分にあたる。彼女の魅力は、そのパッチリと見開いた瞳と愛くるしい表情。今後の活動にさらなる期待が持てる一人だ。
水谷さくらは元現役女子高生レースクィーンという肩書きのほかに、人気ラジオ番組MBSラジオ「オレたちやってまーす」でレギュラー出演という栄誉が与えられている。番組では果敢に加藤、山本の極楽とんぼ達と絡んでいるが、この枠で極楽たちと絡んでいたアイドルには現在グラビアシーンで大活躍の小倉優子などもいる。ぶっきらぼうな極楽とんぼの絶妙のいじり具合で、さらなる小倉ファンの増殖に貢献したはずだ。
その他ソニン、平山綾、小池栄子、椎名へきる、優香、周防玲子、山口もえ、酒井若菜、乙葉、吉岡美穂、加藤明日美、真鍋かをり等々、実に蒼々たるメンバーがレギュラーを経験している。
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水谷さくらのオフィシャルサイトのBBSにはグラビアや撮影会関連の話題と並んでラジオでの様子についての話題なども上がっている。水谷さくらは、レースクィーンからグラビア・タレントへとまさに進化中の一人と言えるであろう。
そんな水谷さくらの写真集SAKURANBOは前作の「さくら17歳の記憶」とはコンセプトを異にしている。前作はミニスカートのセーラー服、レースクイーンコスチューム、水着姿と様々な格好で読者を魅了。特に、超ミニのセーラー服姿の連発と初々しい表情の良さが際立つ。対して今回、発売された「SAKURANBO」は、帯のキャッチコピーにあるように、前作と比べると水着の数が非常に多いところに特徴がある。白、ブラック、水色、赤、チェック柄、オレンジ、ストライプ、ベージュ、などなど各ショットで実に頻繁に水着の種類を変えカラフルな演出をしている。レースクィーン姿もフィット感と美脚具合が醸し出す絶妙のハーモニーなのだが、全ページ水着姿というグラビア・タレント路線への意気込みが伝わるところは特筆に価する。表情、ポーズなどまだまだ初々しいところは新鮮である反面、もっと多彩なポージング、表情の変化など次回作に期待したい点もある。