今もっともホットなアイドルの一人小倉優子が4作目となる写真集「りんごともも」を発売した。おおよそ一年の間に4作も発売しているところからも人気が窺える。発売は彼女がグラビアでよく表紙を飾る「YOUNGANIMAL」の版元「白泉社」、2002年度のミスYOUNGANIMALとなったのも小倉優子。現在ろみひーにも出演中で、じっとゲストの顔を見つめるその瞳に引き込まれる。
彗星のごとくグラビアアイドル世界に舞い降りてきた小倉優子の人気は圧倒的なロリータフェース。そして、挑発的なまでの大胆なショットのアンバランスさだ。かわいい顔でグラマラスな体というだけでは物足りない人々をとりこんでロリータで少しエッチなショットを多用するアイドルを誕生させた。YOUNGANIMALオフィシャルサイトにあるスナップショットを見てもわかるように、他のアイドルが水着姿を披露するところで止まっているのに、小倉優子のショットはアイスクリームをなめてじっと見つめてみたりする。
たたでさえ、ドキッとしてしまうフェイスなのに「りんごともも」の小倉優子のショットはかなり大胆なのだ。今回発売された「りんごともも」は、白泉社のWEBにあるコメントにあるように露出度、ショット共に過去3作と比べて大胆なものにチャレンジしたこととなる。
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記念すべきファースト写真集。黒の水着姿やスクール水着など。カレーを色っぽい視線で頬張るも、表情も自然体に近く現在の小倉優子のロリータオーラが垣間見えつつある。一般にアイドルのファースト写真集は、かなり自然体に近く、まだぎこちない所があるが小倉優子のファースト写真集もその部分が残されている。
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スクールテイストの強い作品。海岸のテトラポットから少年達と海へ飛びもうとするシーン、漁港で浴衣姿で花火をするシーン、体育館でブルマ姿でバスケットボールをはさんでシューズの紐を結ぶシーン、板張りの廊下、テニスコートと思わず学生時代のヒロインへの郷愁とタイムスリップを呼び起こされてしまう。撮影は80年代中心にアイドル撮影で名をはせた小沢忠恭氏。
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現在のロリータ的オーラが確立された一冊。小倉優子の魅力が満載。ほとんどの写真において彼女の瞳に光の反射がある。正面からじっと見つめた写真が多いということでもあるがこれは、彼女の魅力の巧い引き出し方。撮影はアサヒ芸能の表紙のグラビアなどを受け持つ斉木弘吉氏
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そして、最新刊である「りんごともも」。YOUNGANIMALにも掲載された白の水着に自転車にまたがる写真から始まり、短パンジーンズでテニスのネットにまたがったり、開脚気味の水着シーン、胸の谷間に溶けたアイスクリームを滴らせるなど、大胆なチャレンジが満載である。ギャップの美学を追求する人々には特におすすめできる一冊である。
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