センセーショナルな犯罪の記憶は生き続ける
レーザーフェースのモデルになったのは実在の人物のエド・ゲイン。 |
エド・ゲインをモデルとしたのは、他にもアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』のノーマン・ベイツや、『羊たちの沈黙』のバッファロー・ビルなど。
『アメリカン・サイコ』でもエドの犯罪の影響が見られ、エド・ゲインそのものを映画化したチャック・パレロ監督の『エド・ゲイン』もあります。
エド・ゲインの犯罪は悪夢のような異常な犯罪であり、人々の間にセンセーションを巻き起こしました。その反面、数多くのアーティストやロックバンドなどにも影響を与え続けているのも事実です。近年でもファンクラブが存在し、その伝説を語り続ける人も多いのです。
エド・ゲインはどういう人物だったのか
サイコの封印された部屋も実在していた。 |
近所では無口でおとなしく、いい人だとも思われていたエド・ゲインは月夜に墓の発掘をし、遺体を解剖し、凄惨な事件を起こしていました。事件発覚後、警官たちがエド・ゲインの家に人体のかけらをたくさん見つけるような。
エド・ゲインは重度の精神障害によって起訴されず、病院で余生を暮らし、1987年78歳で癌により亡くなりました。アメリカ史上最悪のモンスターとして、いつまでも彼の人生は語り続けられるのかもしれません。
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