ギャグは大きく2つに分けられる
『カンニングの恋愛中毒 ~天狗芸人カンニング竹山を告発する!~』 事務所の先輩カンニング竹山を好サポートする好青年の小島くんが楽しめます |
例えば前者の代表的なものに、レイザーラモンHGの「フォー!」や、ダンディ坂野の「ゲッツ!」。もう少し前だとパイレーツの「だっちゅーの!」なんてのもありました。小島よしおのもう一つのギャグ「オッパッピー!」は、ここに入りますね。
なんだかフレーズというより、叫びに近いものがあります。正直、聞いて笑ってる分にはいいけど、飲み会でグデングデンになった時でもないと、なかなか使う勇気が沸いてきません(笑)。
一方、後者の例では、ギター侍こと波田陽区の「残念!」が、ダントツで流行りました。先に上げた言葉と比べると、あまりにもフツーの言葉ってこともありますが、それ以上に重要なのは、誰もが使いたくなるワードだってことです。
流行語を使って毒を吐け!
日ごろから、相手の言葉に反発ばかりしてたら、社会生活の中で浮いてしまうところを、こういった流行語を冗談っぽく言うことで、うっぷんを晴らせてしまう。「~ですから。残念!」というフレーズは、ひと頃街中でかなり耳にしたものでした。ただ、ものが流行語だけに賞味期限(?)が過ぎてしまうと、どうにも使いづらくなってしまう。ただ、誰もが「残念!」と言わなくなっても、何かに文句を言いたいいという願望は、依然として多くの人々の心中に潜んでいるわけです。そんな中で注目を浴びたのが、小島よしおのギャグでした。
次のページでは、パッと見、一発芸ですが、実は……。