「知識」から「知能」へ
柔らか頭を作るには最適の番組デス |
現在放送中の番組で言えば「脳内エステIQサプリ」「サルヂエ」。そして、この春、惜しくも終了となった「島田検定!! 国民的潜在能力テスト」。さらに年一回の放送ながら、オンエアのたびに話題を呼ぶ「テスト・ザ・ネイション全国一斉IQテスト」。
こういった番組は、出演している解答者とともにテレビの前の視聴者にも、問題を考えてもらい、脳を鍛えてもらおうというコンセプト。結構シンキング・タイムも取っていたりします。
高視聴率の勝因はタイトル?
一時期、クイズ番組が大喜利化して、正解を考えるよりも、出演者がどうボケるかを楽しみにする傾向がありました。ところが、視聴者層の平均年齢が年々上がっていることもあってか、再び真剣にクイズ番組に取り組む姿勢が強くなってきたようです。例えば、ふだんは視聴率2ケタラインを行ったり来たりしていた「サルヂエ」ですが、先月2月、タイトルに「脳年齢SP」と付けたら、それだけで一挙に15%と跳ね上がったんです。「脳内エステIQサプリ」の高視聴率についても、ナイス・ネーミングなタイトルに惹かれてみてる人も少なくないのでは。
もちろん、どちらの番組にしても内容が伴っているからこそ、最後まで見てもらえ、来週もチャンネルを合わせてもらえる訳ですが。実際問題、毎回頭をひねらせる問題をいくつも出題しなければならないというのは、かなり大変な作業だとか。
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