宝塚ファン/宝塚歌劇団 トップスターの変遷

月組トップスター・瀬奈じゅん―退団(2ページ目)

2009年12月27日―月組トップスター・瀬奈じゅんが『ラスト プレイ』-祈りのように-『Heat on Beat!』千秋楽にて宝塚歌劇団を卒業しました。人気、実力とも今の宝塚を代表するトップスターでした。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

主な舞台歴

花組時代(1992年~2004年)

1992年 雪組『この恋は雲の涯まで』で初舞台
1995年 『チャンピオン!』トニー
1996年 『RYOMA』徳川家茂
1998年 『SPEAK EASY』新公/マクフィス(本役・真矢みき)*新人公演初主役
1999年 『冬物語』藤川伊左衛門
2000年 『源氏物語 あさきゆめみし』夕霧
  『ルートヴィヒII世』オットー
2001年 『マノン』ロドリゴ *バウ初主演
2002年 『琥珀色の雨にぬれて』 ミッシェル/ルイ
  『風と共に去りぬ』スカーレット・オハラ
  『あかねさす紫の花』大海人皇子
  『エリザベート』 ルイジ・ルキーニ
2003年 『不滅の棘』アルベルト
  『野風の笛』柳生宗矩
  『二都物語』シドニー・カートン
2004年 『天使の季節』アッサーラ
  『飛鳥夕映え』中臣鎌足/軽皇子
  瀬奈じゅんコンサート『SENA!』

月組時代(2004年~2009年)

2005年 『エリザベート』 エリザベート
  『Ernest in Love』アーネスト *トップお披露目
  『JAZZYな妖精たち』 パトリック・ゲール *本公演トップお披露目
2006年 『あかねさす紫の花』大海人皇子
  『ベルサイユのばら―オスカル編―』(雪組公演)アンドレ・グランディエ
  『暁のローマ』 ブルータス
  『あかねさす紫の花』大海人皇子
  『パリの空よりも高く』 アルマンド
2007年 『ダル・レークの恋』ラッチマン
  『マジシャンの憂鬱』シャンドール
  『A―"R"ex』アレックス
2008年 『ME AND MY GIRL』 ウィリアム・スナイブスン(ビル)
  『グレート・ギャツビー』ジェイ・ギャツビー
  『夢の浮橋』 匂宮
2009年 『SAUDADE』J
  『エリザベート』 トート
  『ラスト・プレイ』アリステア


クリックするとDVD購入ページへ飛びます!
『ME AND MY GIRL』
(C)宝塚クリエイティブアーツ

アイルトン・セナが由来の芸名からしてかっこいい瀬奈じゅんさん。

スタイル抜群。表現力のあるダンス。心地よく響く歌声。
悲劇も喜劇も、“俺”も“僕”も似合う演技者。

下級生時代の花組には、元花組トップ・春野寿美礼さん、元雪組トップ・朝海ひかるさん、雪組トップ・水 夏希さん、月組・霧矢大夢さんら、いい意味のライバルが周りにいました。
だからでしょうか、瀬奈さんが新公主演をするのは意外にも遅く、1998年 『SPEAK EASY』、最後の新人公演でした。その後、めきめきと頭角を表して行きます。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます