【新人公演Part1】で、新人公演という公演がどんなものかをお話しました。今回は、その新人公演(以下、新公)本番までの、お稽古の流れをお話しましょう。

まず——香盤発表(配役発表)があり、自分が何の役(誰の役)をやるかがわかります。
香盤発表の時期はその公演ごとに違いますが、本公演の集合日に主な配役を発表し、その後しばらくしてすべての配役が発表されるというケースが多いようです。

自分が何の役をやるかがわかったら、本公演でその役を演じている本役さんにご挨拶に行きます。

配役が発表されても、新公の稽古に入るのはずっと後。本公演の稽古の方がまず大事ですし、それで精一杯ですから。

実際に新公の稽古が始まるのは、本公演の初日翌日頃から。それまでの間は稽古場で本役さんの動きを見て覚えるといった、自主的なものです。

初日翌日からの新公の稽古、これは本公演の舞台を終えた後、終演後に行われます。例え2回公演の後でも、生徒たちは舞台化粧を落とし、稽古着に着替え、稽古場に向かうわけです。

それでは稽古の流れを、ざっとご紹介しましょう。

本読み

演出家による稽古はまず、台本を読み合わせる本読みから始まります。

立ち稽古

動きも入れての稽古。本公演と全く同じにする必要はないので、自分なりの動きを作ったり、演出家の指示の元稽古してゆきます。徐々にダンスや歌も入れてゆき、場面ごとに作ってゆきます。

振り移し

本役さんにダンスの振りを教えてもらいます。だいたいは見て覚えていますが、振り付けの先生より直接振り付けしてもらったのは本役さんなので、細かい箇所などを教えてもらいます。