宝塚ファン/宝塚歌劇団 トップスターの変遷

宙組トップ・大和悠河、陽月 華―退団

2009年7月5日――宙組トップスター・大和悠河さん、娘役トップスター・陽月 華さんが、宝塚歌劇団を卒業しました。ひたすら美しく華のあるトップコンビでした。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

2009年7月5日――宙組トップスター・大和悠河さん、娘役トップスター・陽月 華さんが、ミュージカル・ロマン『薔薇に降る雨』/ロマンチック・レビュー『Amour それは・・・』の千秋楽(東京宝塚劇場)にて宝塚歌劇団を退団しました。

また同時に、彩苑ゆきさん(1992年入団)、美羽あさひさん(1999年入団)、七帆ひかるさん(1999年入団)、華凜もゆるさん(2001年入団)、美牧冴京さん(2001年入団)、香翔なおとさん(2003年入団)、萌野りりあさん(2003年入団)、咲真たかねさん(2004年入団)も退団しました。

トップさんの退団公演では多くの退団同期が出るのが淋しい限り。今回も、いつも芝居を締めてくれる彩苑ゆきさん、数多くのヒロインを務め「いつかトップ娘役に…」と期待されていた美羽あさひさん、新公主演もこなし、今が旬の七帆ひかるさん…ら大勢の退団が残念です。

 

大和悠河

大和悠河メモリアルブック
(C)阪急コミュニケーションズ

愛称・たに。ゆうが。ヤマト。
大和悠河さんは、1995年、星組『国境のない地図』で初舞台を踏みました。

同期生には、花組トップスター・真飛 聖さん、元花組トップ娘役・ふづき美世さん、元雪組トップ娘役・舞風りらさんらが。81期生

初舞台後、月組に配属。
2003年宙組に組替え。
2007年『A/L』より、貴城けいさんの後任として宙組トップスターとなりました。

主な舞台歴

月組時代(1995年~2003年)

1995年 『ME AND MY GIRL』新公/(1幕)ジェラルド(本役・姿月あさと)
1997年 『Non-STOP!!』少年
  『EL DORADO』新公/イグナシオ(本役・真琴つばさ)*新公初主役
  『FAKE LOVE』マイケル
  『ワン・モア・タイム!』ルイス *バウ初主演(W主演)
1998年 『WEST SIDE STORY』A-ラブ
  『ブエノスアイレスの風』マルセーロ
  『シンデレラロック』シド *バウ単独初主演
1999年 『ノバ・ボサ・ノバ』ルーア神父
  『十二夜』オーシーノー公爵
  中国公演参加
2000年 『LUNA』ピート
  『更に狂はじ』観世元雅
2001年 『Practical Joke』デイビッド
  『大海賊』ロックウェル
2002年 『ガイズ&ドールズ』ネイサン・デトロイト


宙組時代(2003年~2007年)

2003年 『雨に唄えば』コズモ・ブラウン
  『鳳凰伝』バラク
  『白日の稲妻』ローラン・サバティエ
2004年 『1914/愛』モディリアーニ
  『THE LAST PARTY~S.Fitzgerald’s last day~』スコット
2005年 『炎にくちづけを』パリア
2006年 『不滅の恋人たちへ』アルフレッド・ミュッセ
  『NEVER SAY GOODBYE』ヴィセント・ロメロ
  『コパカバーナ』リコ・カステッリ
  『維新回天・竜馬伝!』中岡慎太郎
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