東京すみれ会館 Part2
【171号 2004年5月28日】
先週に引き続き、東京すみれ会館のお話。
今日は、一階をご案内いたしましょう。
玄関を入った左側に、受付のようなスペースがありました。
“着到板”があり、寮を出入りする際には、その札を替える…。
ファンの方との面会も、この辺りで行われていました。
この受付の奥に小さな部屋があり、そこの主(?)は――朝から門限までは、寮のおじさん。とても優しく、甘えられる存在。
門限から翌朝までは、お兄さん(たぶん大学生ぐらいの…)数名が交代で泊り込み。
このお兄さん方が、ものすご~く丁寧で真面目な方ばかり。
生徒に対し、必要以外のことは絶対に話しかけなかったし、受付以外の場所にいる姿を見かけたことはありませんでした。
受付のすぐ右側には、最下級生の大部屋がありました。
12畳……いや、もうちょっとあったかな?
家具は、備え付けのクローゼットと押入れ、小さなテーブルぐらいだけなので、広く思われるでしょうが、そこに約10名が寝るのですから、布団と布団がくっ付いている状態でした。
毎日が修学旅行気分。(もちろんしましたよ。枕投げ!)
大部屋の向こうに、まぁまぁ広くて明るい食堂。
ここで、朝食と夕食が食べられます。
食べたい人だけ申し込む制度。朝食なら前日の夜までに、夕食なら当日の朝までに。
朝食は、和食と洋食があり、好きなほうをチョイスできます。
朝食を食べる人は多かったけど、夕食は少なかったかな。
下級生の時や、新人公演の稽古が寮である日は寮で食べたけど、上級生になるにつれ、外食する人も多かったですね。
コックさんは、以前ホテルのシェフだったらしく(ウワサだけど…)、朝からスコッチエッグが出てくるほど、ボリューム&栄養満点の料理でした。
ご飯は、自分で好きなだけよそって、お替り自由。
コーヒーもお替り自由。
パンは、焼きたい人は自分でトースターで焼いて……。
風邪なんかで具合が悪いと、おかゆを作ってくれましたっけ。
テレビはもちろん、新聞も置いてあり、ガウン姿で新聞を読みながらコーヒーを飲む、オヤジのような上級生もいましたっけ。
食堂の反対側に、20名は楽に入れるお風呂。
楽屋でお風呂に入って帰ってきたのに、もう一度入りたくなるお風呂でした。……泳いでいる人もよくいたし……
ずっと奥に生徒監のお父ちゃんの部屋。
入ったことないから…わかんない…
洗面所&トイレももちろんあり、他は、生徒には関係のないスペースでした。
音楽学校の寮とは違い、門限以外の厳しい規則などは特にありませんでした。
でも「一応…何となく…」みたいなものはありましたね。
お風呂に入っている人が多ければ、しばらく待つとか……
上級生が入っていたら、しばらく待つとか……
研3ぐらいまでは、ガウン姿で食事をしてはいけないとか……
食堂に出入りする時は「失礼します」「失礼しました」と挨拶するとか……
ま、そんな程度。
「寮はあくまでも家」という感じで、楽しく過ごしていました。
では続きはまた来週。