私は、初舞台を踏む前は“○組に入りたいなぁ~”“●組もいいなぁ~”と思っていた(まぁーどこでもよかった…)のですが、初舞台を踏んでしまったら、やっぱり初舞台を踏んだ組=花組に入りたい!と思いましたね。
4番教室に同期生全員が呼ばれ、一人ずつ前に出て配属先の組を伝えられたのですが「桜木星子、花組に配属!」と言われた時は、Vサインこそできなかったものの、ニヤーーーっとしました。女神が私に微笑んだっ!
他の組に配属された同期は、やっぱり少し淋しそうでした。
不思議なことに、同期に対しての「○○ちゃんと同じ組になりたい!」という気持ちは全くありませんでしたね。誰といっしょになってもうれしいと。
初舞台を踏んだ組に配属されなくっても、すぐに自分の組が好きになります。
でも懐かしさはいつまでたっても消えないみたい。しょっちゅう花組の楽屋にやってくる他の組の同期がいましたっけ。
さぁ、今年の初舞台生は、今どんな気持ちかしら? ラビアン・ローズの人もいれば、ニヤーーーの人もいれば、ちょっと悲しい……人もいるでしょう。
皆さんが自分の組で“舞台の上での居場所”を見つけてくれることを、願うばかりです。