絵本/絵本関連情報

元気が出る!機関車の絵本(3ページ目)

機関車を主人公にした絵本はトーマスだけでなくたくさん出ています。擬人化しやすく、子どもが憧れを満たしつつ、自分とも重ね合わせやすい機関車の絵本をご紹介します。

執筆者:鈴木 宏枝

機関車のいつもの一日『ゆかいなきかんしゃ』

『ゆかいなきかんしゃ』
ここで購入!チェコの人気絵本です。キッチュな色合いの機関車が素敵。しゅっしゅっぽっぽと走る機関車が愛らしいです。厚紙製のボードブックです。
複雑ではない機関車の絵本だったらこちらがおすすめです。出版は半世紀も前ですが、レトロな絵柄がかわいらしく、特に大事件が起きるわけでもない機関車の一日が実に楽しそうです。

しゅっしゅっ ぽっぽしゅっしゅっ ぽっぽ

ウサギに挨拶し、レールをふわりと軽く駆け抜け、鉄橋を渡り、駅に到着!車掌さんが女の子たちであることも、ガイドは個人的にお気に入りです。夜の機関車も、火花を散らし、竜のように疾走するのですね。簡単な絵本の中で、機関車のいろいろな表情を知ることができる素敵な絵本です。

■『ゆかいなきかんしゃ』
ぶん:ヤン・チャレック
え:ズデネック・ミレル
やく:きむらゆうこ
出版社:ひさかたチャイルド
出版年:1961/2006.1

のんびりやが行く!『きかんしゃヘンリエッテ』

『きかんしゃヘンリエッテ』
ここで購入!女の子の機関車が主人公です。のんびりやさんだけど芯がしっかりしているヘンリエッタは、みんなにやさしい乗り物です。
『ワシとハト』など寓話的な作品で有名な児童文学作家のクリュスが書いた絵本です。小さな機関車のヘンリエッテは、時間通りにせかせか動かず、のんびりと全員が乗り込むまで待ち、線路沿いでは、動物に挨拶をしたり、子どもたちがお花畑で遊べるように止まってあげたりします。

ヘンリエッテという名前から分かるように、この機関車は女性です。『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』も実は女の子なのですが、最後に「もう勝手なことはしない」と思うちゅうちゅうに比べて、ヘンリエッテの堂々としたのんびりっぷりは、男らしい力強さに牽引された社会へのひとつのメッセージでしょう。半世紀近く前の絵本ですが、東欧を感じさせる色彩とにぎやかな絵がとても新鮮です。

■『きかんしゃヘンリエッテ』
作:ジェームス・クリュス
絵:リーズル・シュティッヒ
訳:はたさわゆうこ
出版社:フレーベル館
出版年:1963/2008.7


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