雨の日の動物たちは……『あめがふるときちょうちょうはどこへ』
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はここで購入!雨が降るとき、ちょうちょうはどこへ行くのかしら?小さな女の子が、素朴な疑問から、雨の日の動物たちのさまざまな雨宿りを想像していきます。 | あめ、あめ、あめ、あめ。あめがふるとき、ちょうちょうは、どこへ いくのかしら。
小さな女の子のささやかな疑問から絵本が始まります。もぐらは穴にもぐれるし、みつばちは巣に帰れるし。だけど、蝶々は、羽がぬれたらどうするのかしら?
落ち着いた色合いで優しく描かれた小鳥や魚や昆虫たちに、とても和んでしまいます。雨のそぼふる背景も、ザーザーではなく、音もなく絹糸のように降っているのではないかな、と思えます。雨降りのとき、羽がぬれたら飛べなくなってしまう蝶々はどこにいるのだろう? 小さな子どもの素朴な疑問ですが、ガイドも自信のある答えは言えないことに気づきます。たぶん、葉陰で雨宿り……だと思うのですが。
雨が降るときちょうちょうはどこへ?小さな疑問と美しい絵本から、雨の日の親子のおしゃべりを楽しんでいきたいと思えます。
■『あめがふるときちょうちょうはどこへ』
文:M・ゲアリック
絵:L・ワイスガード
訳:岡部うた子
出版社:金の星社
価格:\1,050
発行日:1961/1974.8
いかがでしたか?雨の日大好きな動物、あるいは、雨のときには静かに雨宿りをしている動物。いろんな仲間たちに会える絵本をご紹介しました。絵本タイムで、どうぞ楽しい時間を過ごしてくださいね!
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