子育て/子育て関連情報

超人シェフに教わる礼節の食育(2ページ目)

若手実力No.1といわれる、今最も予約の取れないお店「賛否両論」の笠原シェフ。同じく料理人だったというお父様の教えやご自身の子育て観など話題のシェフの考える食育を伺いました。

執筆者:飯野 耀子

父から受け継いだ礼節の心

ガイドと笠原シェフ
お父様の厳しいしつけに感謝しているという笠原シェフ
笠原シェフは10歳、8歳、3歳と3人のお子さんを持つお父さん。ご家庭での食育はどのような形でされているのでしょうか?

「我が家で一番大事にしていることは食事のマナーです。これは自身の父からとても厳しくしつけられたことに感謝しているのもあるのですが、例えばお箸の使い方であったり、食事中はトイレに立たない、焼き魚を上手に食べられるなどですね。また、外食の際にはゲームで遊んだり、騒いで迷惑をかけたりしないなど、周りの人たちに対する配慮や思いやりも子どもたちに身につけてもらいたいと思っています」と笠原シェフ。

トイレは食事の前に

食事中のトイレについては、料理人という仕事についてからお父様がただ厳しかっただけではないことに気付かれたそう。それは料理人というのは、各々のお料理が一番いい状態でお客様に出すようにしているので、お料理が出てからの退席は食べ時を逃してしまうことになるということ。緊急事態やお仕事の場合は仕方がありませんが、トイレは食事前に行くという気遣いは、ぜひ意識して身に付けたいマナーですね。

確かに、お料理の食べ時を受け止める(=食べる)ということは、そのお料理に関わったすべて(食材、食材を育てた人、そして料理した人など)に対する敬意や感謝の気持ちが表れます。現代の子どもは食べ物に対する感謝の気持ちが欠けがちだと言われていますから、「食べる」ということを通じて、礼節や敬意を払うことをぜひ教えてあげてくださいね。

また、「子どもには、朝起きるとお母さんが台所に立って朝ごはんを作っている姿を見て育ってほしい」ともおっしゃっていました。そんな幸せな光景は精神的な安定につながっていきますね。笠原さんのご自宅でも、奥さまには朝食を必ずお子さんに食べさせてほしいとおっしゃっているそうです。

>>笠原シェフの考える食育は「他者に対する敬意」を育むこと>>
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