夫婦ゲンカをせずに、家計の事業仕分けを行う方法
お小遣いの使い道についてまで細かく言われると辛いよ
いくら、家計の支出を見直すといっても、夫婦がお互いのお小遣いの使い道について干渉しすぎたり、光熱費の使い方や家計管理の方法を批判することは、夫婦の間に溝ができてしまうので、お勧めできません。そうではなくて、家計全体を良くするために、どうすればいいか、2人が同じ方向性を共有することが大切です。
例えば、夫婦2人の1年間の手取り収入が、前年よりも50万円下がってしまう見込みとなった共働き夫婦のヒロコさんの家庭をご紹介しましょう。
(1)毎月2万円の削減目標×12か月=24万円節約
・週1回(1回あたり夫婦で5,000円)の外食費×4週=20,000円/月
⇒月2回(1回あたり夫婦で4,000円)にして、=8,000円/月
⇒12,000円節約
・仕事帰りに待ち合せて夫婦で夕食を外で済ませる
週2回(1回あたり夫婦で2,000円)=16,000円/月
⇒中食(お惣菜)に変える回数を増やして、予算を8,000円/月に
⇒8,000円節約
(2)ボーナスで充てていた旅行や買い物代、年間26万円削減目標
・年2回予定している旅行代を、1回あたり5万円削減⇒10万円節約
・夫婦それぞれ買う予定だった洋服・小物代をそれぞれ8万円見送り⇒16万円節約
2人が意識を合わせることがポイントです
外食の回数を減らすか、一回当たりの費用を抑えるかで調整してもいいわね!
ただ闇雲に削減すればいい、というわけではありません。まず、いくら削減する必要があるのか、まずは2人で数値化してみましょう。
その上で、優先順位を決めて節約できるところがないか、夫婦で話し合うことが大切です。2人で力を合わせて、不景気も乗り切ってください。
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