乳児育児/赤ちゃん育児のお悩み解決

0歳児育児の常識・非常識(4ページ目)

赤ちゃんと一緒に過ごしていると、本当にこれで良いのかしら?と素朴な疑問や不安が沸いてきます。「そうそう! 気になっていたの!」とひざを打つような、素朴な疑問、常識・非常識を集めてみました。

執筆者:松原 美里

食べ物編 常識、非常識

赤ちゃんの離乳食
おやつよりも食事のリズムを大切に!
■母乳の飲ませすぎは良くない ○?×?母乳は赤ちゃんがほしがるだけ飲ませてあげても大丈夫です。多ければ赤ちゃんが自分で吐き出しますし、動き回るくようになればその分スリムにもなってきます。母乳を飲むという行為自体が、赤ちゃんにとってはお母さんとの大切なスキンシップの時間なので、笑顔で楽しんでくださいね。

答えは ×

■離乳食は全部キレイに食べさせなくてはいけない ○?×?
離乳食は子どもにとって、食事に慣れるための練習の期間。スプーンの使い方や食事というものを体験させていくことが大切なのです。食べこぼしも、チョッとくらいのお残しも笑顔で見守ってあげましょう。

答えは ×

■おやつはあげるべきである ○?×?
おやつは離乳食を食べる習慣がついてから、食べるお楽しみのために食事の一部としてあげるもので、あくまでも食事がメインです。食事のリズムを作り、おやつを食べたせいでお腹がいっぱいになって食事が食べられなくならないよう注意しましょう。

答えは ×

ふれあい編 常識、非常識

■抱き癖はつけてはいけない ○?×?
一時期、抱き癖をつけると甘えた子に育つから抱き癖はつけてはいけない、という説がありました。実際は逆です。0~2歳の時期に赤ちゃん自身が甘えたいという気持ちをしっかりと受け止めてもらえると、安心して成長していく基礎ができます。というわけで、抱き癖は喜ばしいものなのです。

答えは ×

■一度嫌いになった人には、もう懐かない ○?×?
おじいちゃんやおばあちゃんなど、はじめはプイっとそっぽを向かれていた人も、諦めることはありません。はじめは子どもの世界はママとパパだけでキャパシティーがいっぱいのことがあります。そういった時期も根気良く笑顔で話しかけ続けて、子どもが慣れてくると懐いてくれることがあります。

答えは ×



「そんなの当たり前!」と思うこともあれば、「うちだけじゃなかったのね」とホッと安心をすることもあるかと思います。素朴な疑問にも子どもの心理が隠されています。子どもにも個人差がありますので、「こういうこともあるのね」と参考にしつつ、お子さんとの限られた時間を楽しく過ごしてもらいたいと思います。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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