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プール遊びの準備と、気をつけたい病気(2ページ目)

梅雨も明け、遅い夏が到来。「いざ、プール遊び!」と親子そろってと張り切っているかもしれません。そこで今回は、子どもと一緒にプール遊びを楽しむために気をつけたいこと、知っておきたいことをご紹介します。

執筆者:松原 美里

プールでうつる可能性のある病気

プールで感染する可能性のある病気には、どういったものがあるのでしょうか? 下記のような病気が代表例になります。

プール熱(咽頭結膜熱)
アデノウィルスという菌が原因となり、プールへ行ってから 4~6日後に発熱し、咽頭痛や結膜炎や下痢などの症状があらわれます。発熱後は3~7日で解熱します

はやり目(流行性角結膜炎)
プールから帰ってくると、目が赤くなっている子をよく見かけます。こちらもアデノウィルスという菌が原因となり、目の周辺のかゆみとともに充血が強くなり、異物感を感じたり耳前リンパ節炎を伴うこともあります

水いぼ  
水いぼの中にあるウィルスから肌が直接触れ合うことによって感染するもので、小さな粟粒大ぐらいのいぼが胸やワキの下まわりにできます。子どもはつい気になって触ってしまったりつぶしてしまったりするのですが、つぶしたときの汁からまた水いぼが増えてしまうので注意が必要

頭ジラミ
プールから帰ってくるとなぜか頭がかゆくて、気がつくと家族にも感染してしまっているケースの多いシラミ。感染している人と一緒のタオルやくしを使ったりすると感染します。市販されているスミスリンパウダーを使うことで駆除できます

……いかがでしたか? 以上のことを頭の片隅に置いておくことで、もしもの時に慌てずに対処が出来ると思います。残りわずかな夏の季節、楽しい思い出をたくさん作りましょう!



<関連リンク>
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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