赤ちゃんは目が悪い!?
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昼夜関係なく、寝たり起きたり。新生児の視力は0.02程度 |
生まれたばかりの赤ちゃんは、視力が発達していません。明暗がわかる程度といわれています。視野も、大人が見ている視野とは全く違い、とても狭いのです。そのため、目の前で物を動かしても、この時期はまだ目で追うことはできないのです。
耳は良い
耳はしっかりと発達しているので、声はよくわかります。どちらの方向から声がするのか?と、しっかり聞いて、顔を向けようとしたりします。
頭には、穴があいている
頭には、「大泉門(だいせんもん)・小泉門(しょうせんもん)」と、呼ばれる穴があります。これは、産道を通るとき、頭の形を自由に出来るようにするため、頭蓋骨にある隙間です。小泉門は生後1ヵ月くらいで閉じるのですが、大泉門は閉じるまでに1年半くらいかかります。おでこの近くの、髪の毛の生え際あたりで、ぺこぺこする部分が大泉門です。押したり、むやみに触ったりしないようにしましょう。
ママを知る
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ママの温もりを知っていく |
赤ちゃんは、どうやってママを知るのでしょう。私は、メールマガジンでも度々書いていますが、「母親は子どもの安全基地」と考えています。安全基地とは、外で何かあっても、ここにくれば、癒され、パワーをためられる場所。その準備は、赤ちゃんの頃から行われています。
不快なことを「泣く」という手段ひとつで知らせる赤ちゃん。泣かれて、困りながらも、我が子を「快」の状態へ……と頑張るママ。そして、赤ちゃんは、「不快→快」と変化していきます。その繰り返しが、「この人は、ボクを(ワタシを)気持ちよくしてくれる人だ!」と、知っていくのです。そして、その人の腕の中が、安心できる安全基地になっていくと、私は考えています。