おもちゃのラッピング方法
ガイドは、高校・専門学校と5年間を、某デパートの玩具売り場のアルバイトで過ごしました。クリスマス近くになれば、1日中! 包装カウンターで、ラッピングの毎日。時には無謀とも思えるようなものもありましたが、お客様に言われれば、何でもラッピングです。
お客様:これを包装してほしいんだけど。
私:はい。どれでしょうか?
お客様:これ。
私:え……!?(ボールが目の前に)
お客様:これ包装頼むわ。
私:はい。かしこまりました!
……(ホッピング!?)
おもちゃのラッピング方法!自分でプレゼント包装するには?
大きな物から、丸い物、細長いもの……。とにかく何でも工夫してラッピングしました。おかげで、ラッピングの腕前は、かなりのもの(自称)! これは今でも役に立っています。たとえば、子どもの欲しがっているクリスマスプレゼント。ディスカウントショップで売っていました! となれば、ほしいですよね。でも、ラッピングはしてもらえない。そんなときには、自分でラッピング!
というわけで、今回はラッピングの仕方「初級」「中級」「上級」と言う形で、ラッピングのやり方についてご紹介いたします。
<目次>
【初級編】初心者でもできる簡単なラッピング方法
最初に、包装紙の中央にプレゼントを逆さにして置き、中央で留めましょう。
左右から紙を折り込みます。このとき、しっかりと折り目をつけることが大事です。中途半端なところで折ってしまわずに、きちんと商品に左右の紙が張り付くような感じで折ります。こうすることで、均等な折り目ができて、きれいに仕上がります。
次は、上下です。上側をまず折ります。そして、下側を折り上げて、テープで留めます。必ず「上下」の順ですよ。
もう、一面も、同じように折って、テープで留めたら完成です。
【中級編】長方形の箱を包装するラッピング方法
品物はラッピングペーパーのどこに置けばいいのでしょう? 写真の矢印部分の3つの角が、きちんと紙に入っていることを確かめましょう。
この紙で包めるか、確認しましょう。まずは、手前の角を商品に向けて折り、角がきちんと隠れることを確認します。
上のステップで角が入ったことを確認し、自分より遠く側の角を軽く手前に持ってきます。ここで、写真の○印の部分がすっぽり包装紙に隠れれば、その包装紙の大きさでバッチリです。
ひとつの角を隠し、テープを留めます。たまに、商品にテープがかかるようにしている店もありますが、やはり商品はキレイなままで取り出したいと思います。包装紙と包装紙でテープを留めましょう。しっかり押さえて包んでいけば、テープで商品を固定しなくても大丈夫。
写真のように紙を引っ張りながら、商品を倒していきます。商品は手前に引っ張りながら倒すのがポイント! 腕の見せ所です。
商品を写真のところまで倒せたら、折り目をしっかりとつけておきましょう。折り目をしっかりつけるだけで、仕上がりの美しさが変わってきます。
商品が隠れるようにもう一方も折り、テープで固定します。
最後に残っている紙を、商品のほうに倒して折ります。包装紙の三角部分を写真のように折り、テープで固定すれば完成です!
【上級編】六角形などの箱を包装するラッピング方法
ここでは、ちょっと変わった形を包んでみましょう。今回は六角形です。これができれば、円すい、円柱など、ほとんどの物が包めるようになります。
まずは、紙の中央に商品を置きます。
左右の紙で商品を包み、テープで固定します。このとき、六角形のような角のある物は、ひとつの辺の部分で折り合わせてテープで留めると、次の工程が包みやすいです。
辺に合わせて、ひとつひとつ丁寧に折っていきます。このときに、↑で紙を合わせたとき下側になった部分から折っていきましょう。きれいに紙が重なっていくので見栄えも良いです。自信のない場合は、商品の底の部分からやっていくようにしましょう!
ひとつひとつ丁寧に折り込んでいき、最後の辺の部分の包装紙をきれいにかぶせましょう。最後まで折って、テープで固定します。
もう一方も同じように折って、テープで固定すれば、完成です!
いかがでしたか? 意外と簡単ですよね。紙の大きさを選ぶポイントと折るポイントさえ押さえておけば、どんな物でも包めるようになります。
【関連記事】