乳児育児/乳児育児関連情報

市販の風邪薬への理解を深めましょう☆ 市販薬をむやみに飲ませないで!(5ページ目)

お子さんに市販の風邪薬を飲ませるとき、成分をきちんと把握していますか?「咳に効くから」「熱高いから解熱剤入り」という意識だけではなく、その薬の成分に意識を向けてみましょう!

執筆者:浅川 美映

市販薬・お医者さまにもらう薬に共通して

Q.薬を飲むのを嫌がった場合、一回くらいは飲ませなくても平気なのでしょうか?

A.風邪薬の場合は症状を緩和するための薬ですので、1回飲まなくてもそれでどうなるものでもありません。

ただし、抗生物質は血中濃度が一定以上でないと効きません。1回休むと菌を殺す濃度が保てませんので、きちんと飲ませるようにしてください。




Q.もし、飲ませるときに子どもが口から吐き出してしまった場合再度飲ませるべきですか?それともその回はそれで終わりで良いのでしょうか?

A.先ほどの質問と同じ理由で、それが風邪薬であれば、飲ませなくても問題ありません。

飲んですぐ吐いてしまった場合、それが抗生物質であれば、吸収されていないので再度服用させたほうがいいと思います。

ただし、吐き気が強くて薬が服用できないのであれば、医師に連絡した方がいいと思います。




Q.市販薬・処方薬の成分を見て、これだけは注意して!とか、危ない!というものはありますか?

A.以前貰った解熱用の頓服薬が、家に保存してあるようでしたら、内容を確認し、先に述べた成分でないことを確認してから服用してください。
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