こいのぼりの由来は?
青い空を元気よく泳ぐこいのぼりの親子 |
黄河上流の急な流れを「鯉が上る」ということで、鯉は出世魚と考えられていたのです。そのため、子どもの立身出世(高い官職や地位につき、有名になること)の象徴として、こいのぼりを立てるようになったそうです。
また、子どもが生まれたときに、「この家の子どもを守ってください!」と天の神様に向かって目印にしたという話もあるそうです。
どうして、ちまき?
ちまきの由来には悲しい伝説も |
中国、紀元前278年の頃、楚(そ)の国の高名でな詩人であり、戦略家であった「屈原(くつげん)」という人がいました。屈原は、国王の側近として仕え、人々からも慕われていたのです。
しかし、屈原は陰謀によって国を追われることになってしまったのです。失意のまま、屈原は汨羅(べきら)という川に身を投げてしまいました。その日が5月5日。
屈原の死を悲しんだ屈原の姉や人々が、竹の筒に米を入れて、湖に投げ入れたことが、ちまきのはじまりと言われているそうです。ちょっと、悲しいお話ですね。
かしわもちの由来は?
かしわもちに使われている葉の「柏」という木は、新芽が出てこない限り古い葉は落ちないそうです。そのため、「家が絶えない」、「後継者が絶えない」という、縁起の良い木として考えられているそうです。こういったことから、男の子の節句である「端午の節句」に用いられるようになりました。
「端午の節句」といっても、いろいろな由来があるんですね。私も調べていくうちに面白くなって、はまってしまいました(笑)。昔からある行事の由来を知って、節句を迎えると、気持ちもちょっと変わってきますよね。
初節句を迎えるご家庭のママも、そして、数回目の節句を迎えるご家庭のママも、皆さん楽しく思い出に残る端午の節句を過ごしてくださいね。
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