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キューバの伝説的革命家に捧げるデザイン チェゲバラの映画と公認Tシャツ(3ページ目)

ドキュメンタリー映画「チェ・ゲバラ~人々のために」公開に合わせて、ゲバラを個人的ヒーローとして敬愛するマーズ16の北山氏が、写真家からも公認を受けてデザイン

執筆者:久米 信行

■ゲバラとマーズ16北山さんとの熱い関係




この映画公開を機に、ゲバラのTシャツが、かの有名な写真を撮った「写真家の公認」も受け、それも「一番思い入れのある人」の手によって復活したことは、なにより嬉しいことです。

Tシャツに愛情をこめて「シングル」を発表しつづける、マーズ16の北山友之さんから、こんなメールがとどいて、思わず小躍りしてしまいました。

学生時代に個人的にゲバラを敬愛し、Tシャツを作っていた北山さんのところに、ある日Tシャツ製作の話が舞い込んだそうです。まさに「求めよ。さらば....」Tシャツ屋冥利につきましょう。

(かつて、敬愛するジョンレノンのTシャツをデザインするという、私の生涯にとって最高の経験が、突然飛び込んできた日のことを思い出してしまいました。)

願いは強く思い続ければ...いつかは...。


▼▼▼▼▼ 北山さんのメールより

久米さん

ご無沙汰しております、マーズ16北山です。(中略)

近況なんですが、前にお話していた通り、映画モノとゲームものがどんどん増えてきたということで、ますますこだわりとコンセプトを明確になってきました。

その中でも僕にとって嬉しかったのは、僕等の17thSingleに当たる『チェ・ゲバラ』です。

ゲバラという素材を僕がやらせてもらえるなんて、夢にも思っていませんでしたし、ゲバラTを個人的に作って満足していた学生時代には、思いもよらなかったことでした。

久米さんは、ゲバラに関して複雑な著作権が絡んでいることは、既にご存知かと思います。僕等がTシャツで使わせていただいたあの写真はアルベルト・コルダという写真家の著作物で、これまで、様々なブランドが無許可で作製したものを販売し、裁判にかけられて罰金を支払っています。(つまり敗訴してるということですね)。

以降ゲバラはTシャツ界のタブーとなり裏原宿や、ショッピングモールからも姿を消してしまうことになってしまったわけです。

今回の僕等のTシャツの場合はまず、『チェ・ゲバラ』というドキュメント映画が日本で公開されることを記念して、配給会社から作ってくれないか?と依頼されたのがきっかけでした。

やった!と思いながら作製していたのですが、実はこの話には続きがありまして、販売物に関して配給会社は許可を取っていなかったのです。

事実が発覚して、どうしよう…作っちゃったやん、となっていたのですが、その時、キューバの日本機関として動いているジャン・コーポレーションがきちんとコルダの権利関係を正してくれまして、販売を正規で行うことができるようになったわけです。

さらに、ジャン・コーポレーションさんはキューバで実際販売されている現地のゲバラTシャツも僕等に提供してくれまして、今まで見たことのない、ゲバラを多数拝見・販売することもできました。

http://www.mars16.com/shopping/cuba/index.html

(後略)

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株式会社マーズ・シックスティーン
代表取締役社長
北山 友之
http://www.mars16.com
mars16の奇妙な奮闘活動メルマガを随時発信中!
http://www.mars16.com/mail.html
1日1枚北山が絶対名盤!というCDをご紹介するWEB
「Lessの空間」(現在名盤が100枚を突破!)
http://www.kanshin.com/index.php3?mode=home&id=2147

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり
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