スーツ・ジャケット/カジュアルファッション

キューバの伝説的革命家に捧げるデザイン チェゲバラの映画と公認Tシャツ

ドキュメンタリー映画「チェ・ゲバラ~人々のために」公開に合わせて、ゲバラを個人的ヒーローとして敬愛するマーズ16の北山氏が、写真家からも公認を受けてデザイン

執筆者:久米 信行

■Tシャツに負けない「肖像写真」

Tシャツに、その肖像を大きくプリントした時に...「Tシャツに負けない」「主張が感じられる」「着ている人まで『骨があるよう』に見える」...のは「きわめてまれ」なことです。

しかし、一時期、街を席捲した「チェ・ゲバラ」の顔は...いかがでしょう?

「あのころ世界で一番かっこいいのがゲバラだった」と回想した「ジョン・レノン」と並んで、数少ない例外だと思うのですが...。


おそらく、ゲバラがどんな人であるかも、キューバ革命の何たるかも知らない若者たちまでもが、その顔に惹かれてTシャツを着たのは...その目の光や面持ちに「特別な意思」が感じられたからではないでしょうか。

しかし、いつしか、そんな「ゲバラのTシャツ」の数々も、店から、街から、姿を消していきました。

これは、実のところ「流行」が終ったからではなく「ある事情」があったのです。
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