ポスタルコがはじめて作ったスケジュールリフィル
「超」整理手帳の機能性をベースにポスタルコならではの味付けが加わったスケジュールリフィル |
マイクさんが1年間実際に「超」整理手帳を使い、その機能性にいたく感心したというのは、先程も触れたとおりだ。
しかしながら、もう少しここがこうなっていたら、という点も少なからずあったそうで、そうした点をオリジナルリフィルでは取り入れている。
一番のポイントは、「楽しく使う」ということ。
その楽しさを象徴するように紙はブルーになっている。これはポスタルコのリングノートでも採用されている紙をベースに作ったもの。紙面にはわずかなザラつき感を残し、ペンの書き応えが味わえるようにしてある。シャープペン、ボールペンそして万年筆でも快適に書けるようになっている。紙質を変えるだけでなく、紙面レイアウトにも手を加えている。マイクさんいわく、「超」整理手帳はカッチリとスケジュール管理をするというイメージがどうしてもあったという。もう少しいい意味でのルーズさもあってもいいのではと考えた。
ブルーの紙を使い、一面ごとにウィークリーが印刷されている。 |
そこで、今回のものでは、自由に書けるスペースをいくつか用意している。その一つがスケジュール欄の上の部分。予定の中でも、特に2~3ヶ月くらい先の予定を入れる時は、まだ正式な日時が決まっておらず、大体ここらへんくらいかな、ということがよくある。そういうラフな予定を書き入れるのにこのスペースは適している。
それぞれの人のワークスタイルに合わせる事ができるように時間軸にはあえて時間の表記は入れていない。スッキリとした印象のレイアウト |
そして、スケジュール欄の横幅は、全て均等にはなっていない。休日だけわずかに幅を狭くしている。ここで稼いだスペースを使い、スケジュール欄の左側にちょっとしたメモスペースをつくり出している。
また、これまでの超整理手帳にあった「大安」、「仏滅」などの表記や、その日が1年間の中で何日目に当たるかという表記もあえて取り払われている。これにより自由度が高く、シンプルな紙面構成に仕上がっている。
この様にバラバラと拡げると、マンスリーとしても使える。これは言わば、「マンスリー バーチカル」。正式な商品名は『2011ウィークリーカレンダー for 「超」整理手帳』。(2011年11月15日から2012年1月5日)1,806円。 |