12度というバランスの良さ
Picmic Design ブックエンド12°。オープン価格。 |
これは、ひとつ私の机にも導入してみたいと思ってしまったものだ。
本を倒れないようにしっかりと固定してくれるブックエンド。これまでブックエンドと言えば、本をサンドイッチするように両端からはさみこむものであった。しかし、これは、片側だけで使う。
このように、12°であることで、片側だけでもしっかりと固定できる。 |
それを可能にしているのは、、12度という絶妙な角度。その斜めになった部分に本を載せると、傾いたまましっかりと固定出来るという訳だ。
これがいいと思ったのは、本だけでなく、書類を入れたクリアファイルなども置いておける点。ちょっと置いておこうと言うときに、ついついやりがちなのが、机に平置きしてしまうこと。これは斜めとはいえ、縦に置くことになるので、机の上のスペースを取らない。
それでいて、取り出しやすい。12度という微妙な傾斜が作り出す快適さ、これはぜひ味わってみたいと思う。
使用しないときは、分解してコンパクトにすることも可能。 |
メモしたことをもう忘れない
Cubicle of design&research MEMO Ringmember |
先ほどのブックエンドに負けず劣らず衝撃を受けてしまったアイテム。その名もリングメンバーというメモ。パッケージに入った状態では、これが何のためのものだかさっぱり分からなかった。
解説パネルを読んで、なるほど!と思わず声を上げてしまった。
これは、メモを忘れないように身につけられるものなのだ。
忘れてはならないことをこうして書き込む。 |
本体は、フィルム状になっていて、ここにメモを書き込む。中央にスリット状の切り込みがあって、それを手首にブレスレットのように付けられるようになっている。
これまでメモはするが、それを見返さないために、忘れ去れてしまうことが数えきれないほどあったが、これなら手首に付けておけるので、さすがに忘れてしまうということはなくなるだろう。もし、本人が忘れていたとしても、周りにいる人たちが、「なにそれ?」と聞いてくれるはずだ。
よく、忘れものをしてしまう時の最終手段として、手に書き込むということをするが、これは、その原理をうまく使ったものと言える。自分用としてだけでなく、お願いしたことをすぐに忘れてしまう人にこれでメモを渡せば、効果てきめんとなるのではないだろうか。
また、こんな使い方はどうだろうか。
その日にやるべきことをこの「リングメンバー」に一枚ずつ書いて、それら全てを手首に付けておく。そして、一つのToDoが終わるたびに、それを外していく。全てのリングがなくなった開放感と達成感は格別なものとなりそうだ。
これは欲しい!
こうしてメモを手首に付けられる |