日本にもコアファンが多いパラフェルナーリア |
そのパラフェルナーリアの日本代理店であるニップインターナショナル社より、2009年の新作が販売されたというお知らせをいただいた。
折りしもニップインターナショナルではパラフェルナーリアをはじめ同社が代理店をしている様々なイタリアブランドを集めた直営ショップを東京青山ベルコモンズにオープンしたばかりだ。そのショップ取材を含めて伺ってきた。
パラフェルナーリアの全ラインナップが揃う
直営ショップadesso(アデッソ)には、パラフェルナーリアの全ラインナップが販売されている。 |
今年の新作は2種類。パラフェルナーリアはどちらかと言うと、毎年新作を次々に出すというタイプのブランドではないので、1年に2本も送り出しているということで、今年はどうやらかなり力が入っているようだ。
その一つが「PERISCOPE(ペリスコープ)」という油性ボールペン。これは日本語で「望遠鏡」という意味。その意味どおりボディ軸が伸びる仕組みを持っている。
パラフェルナーリア「ペリスコープ」。 ボディカラーは、ブラック、オレンジ、ブルー、ライム、アルミニウム、チタンの全6色。 |
ザラザラとした質感のアルミボディには、ワイヤーを折り曲げて作ったクリップがひときわ印象的に付いている。
ペン先収納時にもショートサイズでコンパクト。 |
では、このペンどのように軸を伸ばすのかをご紹介しよう。まず、ペンの両端を持ち、そのまま引っ張る。このときバネの負荷を感じながら、引っ張る状態となる。もうこれ以上引っ張れないというところまで来たら、そこで軸をクルリと半回転ほど回す。すると、伸びたままの状態で固定されるという仕組みだ。
ボディの両端を引っ張る。そして、ボディをツイストさせるとその長さのままロックされる。 |
こうした軸が伸びるペンの代表選手といえばラミーピコがある。ピコは片手でボディを伸ばせたが、このペリスコープでは両手を必要とする。考えてみると望遠鏡は、両手でクルクルと回しながら、伸ばしていく。あくまでも望遠鏡のスタイルを守ったということなのだろう。
ボディを縮めるには、軸を回転させロックを解除する。そうすれば、バネの力で自然に短くなる。 |
伸ばすと同時に、ボールペンのペン先が繰り出され、全長10cmだったボディは12.5cm となる。
気になるボールペンのリフィルは4C タイプ。 これはいろいろと楽しめるかもしれない。 |
パラフェルナーリア ペリスコープ 6,930円 |