進化した綴じ具
フラットファイルのとじ具にはファスナーと呼ばれる特有のものが使われている。書類を綴じるには、そのファスナーにある穴にとじ足2本を正確に入れるという作業が伴った。決して書類の出し入れが簡単という印象はおそらく誰も持っていないだろう。今やオール樹脂になっているフラットファイルのとじ具。 |
最近フラットファイルを使わないでいたら、このとじ具もすっかりと進化ををとげ、使いやすくなっていた。とじ具をはずすには、まず中央の部分をつかみ上に起こしてあげる。これまでのものでは、次に綴じ具をそのまま上に持ち上げるものになっていた。しかし、これは横にスライドして外すというものだ。
左/とじ具を起こし 右/そのまま上につまみ上げる |
とじ具の穴は一カ所が開放されているので、横にスライドするだけで、簡単に外せる。 |
とじ具をセットするときはその逆を行えばいい。穴に通すのとは違い、スライド式なのでより簡単に行えるようになっている。
マットなカード紙タイプとPPラミネートタイプもラインナップされている。 |
ひょっとすると、今回はあえてこれまでのデザインにしたのかもしれない。確かにそうすれば、既存のフラットファイルと機能性の違いが明確になる。そうした狙いがあったのかもしれない。ぜひ、今後はパーソナル仕様のカラーバリエーションというのも出して欲しいものだ。
いずれにしても、低価格ファイルにメスを入れ、こうして多機能化させるという試みは大変に意義深いことだと思う。
プラス フラットファイル 見・分・録 カード紙タイプ 105円。PPラミーネートタイプ 157円。 |
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プラス フラットファイル 見・分・録
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