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これまで縦になっていたホワイトボードを机の上に拡げて使う「ミーティングシート」。新たな会議スタイルを可能にしてくれます。「ミーティングシート」ならではの使い方などをご紹介します。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


これは基本的な構造はホワイトボードなのだが、その姿からは「ホワイトシート」といった方がむしろ近いかもしれない。そんなちょっとユニークなホワイトボードがキングジムからこのほど発売された。それが「ミーティングシート」だ。

一般的なホワイトボードは、壁に貼り付けてあったり、もしくはスタンド型であったりと、いずれも縦に立っているものと相場は決まっていた。しかし、今回のミーティングシートではテーブルの上に広げて使うというものになっている。つまり、横になっているのだ。一見すると、縦にあったものを単に横にしただけと思いがちだが、この商品はそう単純なものではない。そこには横スタイルならではの色々な工夫がこらされている。

これにより、これまでとは違うホワイトボードの使い方を可能にしてくれる。
キングジム ミーティングシート
机の上に敷いて使うホワイトボード キングジム ミーティングシート


持ち運びも可能なホワイトボード

キングジム ミーティングシート
収納時はこのようにとってもコンパクト

店頭に並んでる状態では細長いカートンボックスに入っている。これだけではホワイトボードと気づく人は、少ないだろう。ちなみに、保管する時もこの状態なので、机と机のちょっとした隙間などにしまっておくことができる。

箱を開けると中には、本体のミーティングシートそして専用のホワイトボードマーカー3色、イレーザー2個が入っている。
キングジム ミーティングシート
中にはロール状に巻かれたミーティングシート、そしてマーカー3本、イレーザー2個が入っている。

ミーティングシートはポスターのようにグルグル巻きにされており、それを広げて使う。中にはクラフト製の芯がある。これは収納時に再び使うので捨ててはいけない。
キングジム ミーティングシート
クラフト素材の中芯に巻かれている

広げてみると、まさにシートという感じで実に薄い。メーカーによると、およそ0.2mm。シートの裏の両端には、テーブルに固定しやすいようにテープが付いている。新品の状態では、フィルム状のカバーがついており、それをはがして使う。はがしたところを指で触ってみると、意外やベタベタとはしていない。
キングジム ミーティングシート
左/裏面のフィルムを剥がすと吸着面になっている。
右/吸着面にはわずかに凹凸があるが、触ってもベタベタしていない。

これは接着剤のような粘着式ではなく、あえて吸盤という方式があえてとられている。「ミクロ吸着シート」と呼ばれるもので、目に見えない程の小さな吸盤が無数についているというものだ。

実際にテーブルに敷いてみると、なるほど確かにピッタリと固定できる。あえて粘着タイプにしなかったのは、机に貼ったり剥がしたりを繰り返すので、糊が残らないようにするためと、吸着であれば水洗いすれば、粘着力を保持できるからだそうだ。サイズは60cm角の正方形タイプと60cm×90cmの長方形タイプの2種類がある。
キングジム ミーティングシート
とても薄いのでテーブルに貼っても段差はほとんどない。
これは60cm×60cmの正方形タイプ。


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