コンパクトさは、携帯電話とほぼ同じ
ポケットや鞄に入れて持ち歩くこともできる。 |
これまでの机の上にどっしりと鎮座してたプロジェクターをそのまま縮小コピーしてしまったかのようないでたち。ボディのサイドには、熱を逃がすスリットまでついていて、小さいながらも紛れもなくプロジェクターというスタイルだ。重さは160gと、今どきの携帯電話と同じくらい。
こうしたデジタルツールと言えば、分厚い取説がつきものだが、これはそうしたものを読まずとも、すぐに使いこなせるわかりやすさがある。
パソコンの画面を投影するには、まず付属のコードでプロジェクターとパソコンをつなぐ。次に本体のスイッチを入れれば、すぐに映像が映し出されるという素早さ。あとは、ダイヤルで投影画面のピントを調整すればOK。これだけ簡単なら実際のビジネスの場でも即戦力として使うことができる。
左/スイッチは本体サイドにある 右/投影画像のピントを調整するダイヤル。 |
映し出された画像は、さすがにとても明るいとはちょっと言い難いが、部屋の照明を落とせば十分に見ることができる。投影画面のサイズは、最大で48インチ相当。ちょっとした大型テレビぐらいにはなる。この小ささからすれば、十分な性能と言えるだろう。
A4サイズの紙に映し出した状態 |
壁に映し出したところ。さすがに投影距離が長くなれば、やや暗くなる。 |
机の上で、壁に投影する際は微妙な角度調整が必要。そんな時はコンパクトデジカメでよく使う脚がフレキシブルに曲がる三脚があると便利。
本体の裏面には三脚用のネジ穴がある。コンパクトデジカメ用の三脚が取り付けられる。 |
このプロジェクターは充電式となっており、ゼロから充電するには約2時間を要し、満タン充電で約1時間稼働する。ちょっとしたプレゼンなら十分いける。