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上/文房具屋さんとは思えないシックな外観 下/木をふんだんに使った暖かみのある店内 |
東急池上線・久が原駅の閑静な町並みにアサヒヤ紙文具店がある。今年で創業77年目を迎え、現在は三代目となる萩原さんご夫婦でお店が切り盛りされている。これまでは、町の頼れる文房具屋さんとしてその役割を果たしてきた。そのアサヒヤ紙文具店がステーショナリー好きのショップとして新たにリニューアルオープンした。
まるでアンティークショップのような店構え
ヨーロッパにあるようなシック外観。その合間から暖かみのある照明がこぼれだしている。ショウウインドウの一角にはアンティークの机の上に年代物のタイプライターが安住地を与えられ、永年の疲れを癒している。
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店内の雰囲気にマッチしたクラシカルなディスプレイ |
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新しい店のトレードマークにもなっている羽根ペンをかたどったドアノブ |
羽根ペンをかたどったドアノブに手をかけ開けると、味わいのある木で視界のほとんどが埋め尽くされる。オーナーの萩原さんのこだわりで全ての什器が木製で作られている。そこに、吟味されたステーショナリーがひとつひとつにしっかりとスペースが与えられ、ゆったりと並べられている。このゆったり感が心地よい。今回のショップでは、あえて何でも揃っているというスタイルではないと言う。
次のページでは、「創業以来からつづく紙製品へのこだわり」をご紹介。