ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

オリジナルのエンボスが楽しめる(3ページ目)

紙に鉄の刻印を押し込んでつくるエンボス。ハンコとは違う独特な風合いがあります。そんなエンボスでオリジナルの刻印を作れる商品のご紹介です。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

使い方はいたってカンタン!

ニューコン工業 パーソナルシールプレス
左/ハンドルに手をかけて 右/体重を使って下に押し込む
使い方は、ハンドルを押し込んであげるだけ。いずれの場合もギュッと力を込めて押し込んであげる必要がある。その方がエンボスならではのクッキリとしたマークを作り出すことができる。力の掛け具合という点で言えば、デスクトップタイプの方が、体重ごとかけられるので扱いやすい印象。
ニューコン工業 パーソナルシールプレス
左/ハンドルを握り 右/そのままギュッと握りしめる
サンプルで押させていただいた「富士」という文字は、日本語独特のトメ・ハネなど細かな部分までしっかりと表現されていた。

ニューコン工業 パーソナルシールプレス
立体感あふれるエンボス。しっかりとプレスされているので、多少触っても形は崩れることはない
プレスできる紙はコピー用紙くらいであれば、2枚までOK。あまりにも厚い紙にはプレスすることができない。ちなみに私の名刺で試してみたが、問題なくプレスすることができた。名刺の他、便せんに押してオリジナルのレターヘッド、メモ帳にプレスしてマイメモ帳をつくるなど色々な楽しみがありそうだ。

プレスをする刻印の部分は本体から取り外しが可能。本体一つを持っていれば、違う刻印を入れ替えて使うということもできるようになっている。しかし、刻印の向きは変更することができない。これは、注文時に予め指定しなければならない。レターヘッドの様に紙の上から押すのか、または横から押すのかを決めておく必要がある。
ニューコン工業 パーソナルシールプレス
ハンディ・デスクトップいずれのタイプも印面は取り外し可能
スタンプと違い、インクなどの消耗品が要らないので、気軽に使うことができるのがいい。また、耐久性にも大変優れている。メーカーによると数万回はプレスできるという。業務用エンボッサーの例だが、ある会社に納めたものは、30年経った今もしっかりと使うことができているという。私たちが個人ユースで使う分には、ほぼ一生モノと言ってもよさそうだ。

エンボスは、光加減で浮かび上がって見える独特なマーク。あまり主張しすぎないこのさりげなさがエンボスならではの魅力だと思う。家紋や名前など自分だけのマークを使って楽しんでみては。オリジナルの印面は注文して大体2~3週間程度で完成するという。

【関連リンク】
ニューコン工業 オフィシャルサイト
パーソナルシールプレス ハンディタイプの購入はこちら(株式会社タツノ)
パーソナルシールプレス デスクトップタイプの購入はこちら(株式会社タツノ)
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます