Biella(スイス)
ひとつの世界観を作り出していた「CANTEO」ノートのディスプレイ |
ブースには、ごく普通のファイルなどが展示されていて、思わず通り過ぎそうになってしまった。しかし、ひとつのディスプレイに目がとまった。それがこの「CANTEO」というノートシリーズだ。
このノートは昨年の8月に本国スイスで発表されたもの。ブラックの表紙はエファリンという特殊な紙が使われ、表面には細かなエンボスがあり、紙ならではの感触が楽しめる。表紙にはゴムバンドが付いているが、その位置がちょっと個性的。表紙の右上に斜めに1本だけかけられているのだ。
しかも、そのゴムバンドに鉛筆が1本固定されている。同じバンド付きのノート、MOLESKINEでは、ペンをどのようにセットするかは結構悩ましい問題だったが、このCANTEOではゴムバンドのかけ方ひとつで解決した機能的なアイデア。
斜めのゴムバンドにより、ノートだけでなく、鉛筆も固定している。この鉛筆はノートとセットで販売 |
左/紙であることを隠さず、逆に活かしているカバー。使っていくと次第に味わいがでると言う。 右/これはノートの裏面。ゴムバンドはコーナーだけをとめるので、ご覧の通りの短さ。はずしても邪魔にならない |
本国スイスから販売をスタートし、現在ヨーロッパ各国での販売を徐々に広げているため、日本市場はまだ考えていないという。
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