直輸入をはじめ様々なステーショナリーが揃う
ドイツから直輸入したセミコロンのノート
今回のステーショナリーの品揃えの中で、個人的に最も注目したのが、ドイツのノート「セミコロン」だった。シンプルな中にもドイツらしいしっかりとしたつくりこみに特徴がある。特にすの目(レイド)の紙を使ったノートもあり、万年筆との相性もよく以前から個人的に好感をもっていた。このセミコロンはこれまで一部のショップでも見かけたことはあるが、この丸の内店では、日本未上陸のものがいくつか直輸入されていた。
たっぷりと厚みのある本のようなノート。布カバー装丁にゴムバンド、そして鉛筆まで付属している。 | すの目(レイド)模様の入ったもの厚みのある紙。万年筆とのインクの相性がよい。 |
こちらは、クラフト調の紙カバーのリングノート。リングの露出が少なく、背表紙が多少丸みを帯びているのが特徴。これはレイド紙は使われていない。
今回買ってきたセミコロンのA5ノート。2,310円。鮮やかなオレンジにイエローの栞がとても映える。 | 光にかざしてみると、すの目(レイド)模様が見える。 |
バッグコーナーで、ひときわ目立っていたのが、
イタリアのジョコンダというブランド
リサイクルレザーを使ったという「ジョコンダ」というブランドのバッグ。リサイクルレザーというものを初めて触わらせていただいたが、一般のレザーよりややコシのある独特な風合いがあった。リサイクル素材というと、環境へのやさしさはあるものの、デザイン性に乏しいものが多かったように思う。このジョコンダはイタリアらしいデザインも加わっているので、エコとデザインの両方を楽しむことができそうだ。
見かけによらず頑丈なつくり | 取っ手はステンレス製 |
普段使いが楽しめる | 定番ステーショナリーももちろんある。 |
丸の内ならではのハイクラスな雑貨
今回のもうひとつの柱である雑貨は、一か所に固められることなくステーショナリーと混在する形で要所要所に並べられていた。雑貨と言っても、やはり大人の街、丸の内というだけあって、8,000円くらいもするハンカチやエステーデュポンのライターなど、比較的ハイクラスなものが多く見られた。オフを楽しむための気の利いた雑貨がえりすぐられているので、大切な人へのプレゼントとしてぴったりなものばかりだった。メンズウォッチの他、レディースにはシチズンの逆輸入モデルもあった。 | スーツクリーナー用ブラシや木箱に入ったハンカチなど男の身だしなみに欠かせないアイテムも揃う。 |
ロンソンのライター。この他エステーデュポンやカランダッシュ等もあった | 静かなブームになっているポラロイドカメラ。デザインも実に格好いい。 |
デルフォニックスとしては、渋谷、表参道につぐ3店目となる、今回の丸の内店。ステーショナリーを中心に、雑貨を加えるというデルフォニックスの本道を行きながら、これまでとは微妙に違うショップになっていた。丸の内に行くとことがあったら、ぜひ立ち寄ってみたいショップだ。
デルフォニックス丸の内店
東京都千代田区丸の内1-5-1
新丸の内ビルディング1F
TEL 03-3287-5135
営業時間 11:00-21:00(日曜日は20:00まで)
<関連リンク>
デルフォニックス オフィシャルサイト
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