あなたのペンの握り方は正しい?
スタビロ スムーブ”イージー”
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筆記具の中で、右利き用、左利き用が分かれているのはあまりない。しいて言えば、万年筆くらいだろうか。
このスムーブ”イージー”は水性ボールペンでありながら、右利き・左利き用が完全に分けられている。どこが違うかと言えば、ペン先ではなく、グリップの部分なのだ。
大胆に削られたグリップ
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指先がピタッとフィットする握り心地
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スムーブ”イージー”のグリップを見てみると、まるで彫刻刃で削ったかようにごっそりとくぼんでいる。私は右利きなので、右利き用を手にしてみた。あくまでも自然に、正しい握り位置に指を誘導してくれる。逆に言えば、変な持ち方をしようとしても、このスムーブ”イージー”が許してくれないという感じだ。ラバーで出来たグリップがとてもソフトなタッチで指先を優しく包んでくれる。
ボディは、まるで生命でも宿っているかのような躍動感あふれる流れるようなスタイル。筆記をしているその姿は、手とペンが一体となっているような印象を受ける。
手を包み込むようなフォルム
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ペン先に樹脂が使われているので、とてもソフトタッチな筆記が味わえる
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もともと、このスムーブ”イージー”は人間工学に基づき握りやすを追求したペンとして開発された。しかし、結果的に、そのあまりの握りやすさから子供用のしつけペンとして受け入れられることになる。実際、本国ドイツの学校でも採用されている実績は多いという。
お子さんに、ペンの持ち方をしっかりとしつけたいと言う方には、まさにもってこいのペンとなるだろう。
もちろん、我々大人が使っても全く問題はない。むしろペンの持ち方にちょっと自信がないという方は改めてこのスムーブ”イージー”で練習してみるのもいいだろうし、一方、すでに正しい握り方がしっかりと身についている方には、人間工学をもとに作られたこのグリップが、快適な筆記を約束してくれるはずだ。
スタビロ スムーブ”イージー”
右手用、左手用 |
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