どの色を選ぶか? 迷うこと必至のデッキシューズ
三陽山長のデッキシューズ、その名もズバリ「葉山」です。鳩目が2対のものが主流のデッキシューズにあって、珍しい3対仕様です。甲周りのモカシン縫いの正確さにも注目! |
ファッションシーンからは1990年代以降ご無沙汰だったものの、数年前の第三世代アメトラブームのお陰で不死鳥の如く蘇ったデッキシューズ。夏場に履きたくなるレザーのカジュアルシューズの代表選手として、世代を超えた人気が再び定着しつつあります。その起源から見ても、確かにアメリカのブランドのものに傑作が多い靴ではありますが、三陽山長では今シーズン、超正統派かつ技ありの一品を用意してくれました。しかもお求め易い価格で!
その大きな特徴は、ライニングとインソールに綿パイル地を採用したことです。デッキシューズを本来の目的で、つまりヨットの上で履く時は、波をまともに被るため靴下無しの素足履きが原則なのですが、靴の中はどうしてもベト付くのでこれを街中でするのには、慣れないと正直勇気が要るものです。でもこれなら大丈夫ですよね! しかもインソールは着脱自在の所謂「カップインソール」仕様なので、取り出してこれ単体で洗うことも可能ですから、快適に履ける頻度を確実に高められます。
つま先周りの丁寧なモカシン縫いや細かい波状の溝が入ったスペリーソール、それに甲からかかと周りをきちんと一周して足首をしっかり固定するレザーシューレースなど、デッキシューズのお約束は全て網羅しているので、その点はご安心願います。そしてコンビ仕様を中心に、カラーバリエーションも8種類と非常に豊富です。鳩目が2対ではなく3対の仕様なので、この靴が暫く敬遠される一因だった「ノーズが短すぎて見える感」も皆無ですから、今日の様々なカジュアルウェアとも容易にコーディネートできるかと思います。
【三陽山長/葉山】
■色・素材 1: 紺*オレンジ・紺*茶・ベージュ*紺・紺*オリーブ・オレンジ*紺(全てスエード、コンビ仕様)
■色・素材 2: 紺*白*赤トリコロール・白・紺(全てスムースレザー)
■木型 : ハンドソーンモカシン専用木型
■製法 : ハンドソーンモカシン(マッケイ)
■サイズ : S(JIS 24~24.5相当)、M(JIS 25~25.5相当)、L(JIS 26~26.5相当)、LL(JIS 27~27.5相当)
■価格 : \19,950(税込み)
前身である「山長印靴本舗」のスタートから、今年でちょうど10周年を迎える三陽山長。その登場は我が国の既製靴の可能性を大きく広げてくれた立役者と断言できるもので、もはや日本ブランドの中でなくてはならない存在になっています。モットーである「品質本位」が更にどう進化・深化して行くのか、今回ご紹介した靴を含めこれからも要注目です!
【お問合せ先】
■三陽山長 銀座店
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-6 銀座Velvia館2F
地図: Yahoo!地図情報
Tel/Fax:03-3563-7841(直通)
営業時間:11:00~21:00 年中無休
HP:三陽山長
オンラインストア:sanyoyamacho 三陽山長 | SANYO iStore/サンヨー・アイストア
この「葉山」はライニングとインソールに綿パイル地を採用したのも大きな特徴! お約束の「素足履き」にも不快さを感じさせません。しかもインソールは取り出して、単体で洗うことも可能です。 |