リピーター続出も頷ける、丁寧な微調整!

木型修正用アタッチメントなど
オーダーシューズの土踏まず部に埋め込むシャンクや、木型に貼り付ける微調整用のアタッチメントなどです。日頃はまず目にする機会の無いものですが、これらが快適なフィット感を下支えします。


ワシントン靴店のオーダーシューズは、ベースとなる木型のサイズ展開が豊富なだけではありません。それらだけではフォローし切れない微妙なフィット感についても、可能な範囲で調整を施してくれるのが大きな特徴です。上の写真で上段向かって一番右と下段向かって右から二番目は、「シャンク」と呼ばれる土踏まず部に内蔵される屋台骨ですが、それ以外のパーツはこのような微調整に用いられるアタッチメントです。

代表的な調整を挙げると、
「指周りの幅はベース木型でOKだが、甲の高さに余裕が無く、一つ上の足囲だと全体的に緩くなり過ぎる」
場合、その部分だけベース木型を上下方向に厚くする処置を取ります(乗せ甲)。これとは対照的に
「甲の高さはベース木型でOKだが、指周りの幅に余裕が無く、一つ上の足囲だと全体的に緩くなり過ぎる」
場合は、その部分だけベース木型を左右方向に厚くする調整も行えます(巾張り)。また
「土踏まずに筋肉が付き過ぎていて、靴の土踏まず部に必要以上に圧力が掛かる影響で、内くるぶし側のトップラインが大きく開口する」
場合は、土踏まず部だけベース木型の厚みを増すことも可能です(踏まず当て)。他にも
「甲の尾根線がやや複雑な形状の足」
の場合は、靴紐の下にある「舌革(タング)」とライニングの間にスポンジを裏側からも露出しないよう内蔵したり、
「外くるぶし側のトップラインが、ベース木型では深く食い込み過ぎる」
場合は、釣り込み位置を調整しそれを防ぐことも出来ますよ。

ベース木型自体は顧客専用にはならないので、この種の調整で「木型を更に削る」事こそ出来ないものの、ここまで詰めて調整できれば仕組みこそイージーオーダーながら、木型をゼロから起こすフルビスポークに近い装着感を得られる筈です。しかもこれらフィッティングに関する微調整には、追加料金が掛かりません! もちろん最適サイズの判断や微調整の要・不要は経験が極めて豊富な店員さんからアドヴァイスいただけますし、基本価格も税込み4万5千円とオーダーの割にリーズナブルですから、「ちょうどいい」既製靴を見付けにくい足の持ち主がこぞってリピーターになっているのも当然でしょう。

シャープラウンドトウ
こちらは「シャープラウンドトウ」の木型で仕立てられた、外羽根式ストレートチップです。オーダーメードでこの種のモダンな作品ができるのは、実は貴重。この靴はアッパーにインポートレザーを用いるだけでなく、アウトソールもスペシャルレザーソール仕様としています。これと同じ仕様で価格は72,000(税込み)。




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