ベルトも合わせるのが、本当の洒落者!
銀座ヨシノヤのイントレチアートベルトです。革質の良さもさることながら、しっかりとした真鍮バックルも今日もはや「ありそうでない」ディテール。探されていらっしゃる方も多いのでは?色:黒・ダークブラウン・ブラウン(いずれもイントレチアート)。サイズ:85cm、90cm。価格:\15,750(税込み) 銀座ヨシノヤ |
靴をイントレチアートレザーのものにしたら、身に付ける革小物、例えばベルトも色だけでなく素材も合わせたいと思うのが人情でしょう。はい、銀座ヨシノヤにはそういう方々のために、ちゃんとメッシュレザーのベルトも用意してくれているんですよ! イタリアのカルロ・バダラッシ社のレザーを編み込んだ、こちらも極めてオーソドックスなものです。
「カルロ・バダラッシ」と聞いてピン! と来る方は、相当の靴好きというか革好きですよ。やや粗目の風合いで2001年前後に大人気となった「バゲッタレザー」をはじめ、ここは他にない独特の風合いが出せるタンナーとして知られる存在だからです。このベルトに使われている革も、ただでさえ使っていくうちに手の脂分や衣服との「擦れ」などで、自然な艶が出てまいりますが、編み込んだ構造であるがゆえ、それが立体的に表現されるのがポイント。また、はじめはややキツク感じるものの、使うに従って本来の長さにじっくり馴染んでゆくのも、この種の革ベルトの醍醐味と言えるでしょう。
優れた品質の割に価格が案外高くないこともあり、ベルトは銀座ヨシノヤの「隠れた逸品」として、以前から知る人ぞ知る存在です。このメッシュベルトも、バックルに使われている真鍮の重量感や縫製の丁寧さなど、それこそ持つ喜びを素直に感じさせてくれる品質で仕上がっています。小生のような比較的細身の人間のために、他のベルトと同様にサイズオーダーが可能になることを、今後は期待しましょう!
「ギョーカイ臭さ」を感じさせない、引き締まったブリーフケース!
銀座ヨシノヤのブリーフケースです。ジッパーが広く開くので、大判なモノも案外楽に収納できます。色:黒・ブラウン(いずれもキップ・スムースレザー&イントレチアート)。サイズ:高さ30cm幅41cm奥行き7cm。価格:\90,300(税込み) 銀座ヨシノヤ |
靴とベルト、だけではありません! 銀座ヨシノヤには、メッシュレザーをデザイン上のアクセントとしたブリーフケースも存在します。丁度A3判の書類がすっぽり入ってしまう大きさですが、ジッパーが上部から側面深くまで入り込んでいるので、見た目以上に大物を楽に出し入れしやすい構造になっています。ハンドルの革や金属の耐久性についても、もちろん手抜かりはありませんよ。
このブリーフケース、イントレチアートの革は前のポケット部分にのみ採用し、全体的には艶のあるキップのスムースレザーを用いています。これは「鞄」という、靴とはまた異なる強度や役割を求められる商品の「実際の使われ方」を考慮した結果であり、堅実な企業に勤めるビジネスマンの上層部クラスが中心をなす、この店の顧客の声を十分反映させた心配りでしょう。因みに裏面も、スエードでしっかり補強してあります。
このような配慮もあり、イントレチアートを用いた鞄の類にしばし見られる「のんべんだらりとして、まっとうな男性にはちょっと持ち辛いギョーカイ的な雰囲気」は、このブリーフケースからは感じ取ることができません。前面に出てくるのはむしろ「真面目さ」「凛々しさ」の方で、カジュアルなものが主流の蓋無しジッパー式ブリーフケース全体から考えてみても、稀有な商品と言えるかもしれません。だから靴やベルトをイントレチアートで合わせなくても、この鞄なら大丈夫。もちろん女性にも役立たないはずない仕事鞄ですし、男性だったら、これはきちんとネクタイを締めて持ってもらいたい!
最後のページでは、やはり銀座ヨシノヤですから、あれを紹介しないわけには……