もちろん作れます、あの靴も！
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| カスタムメイド人気トップのサドルシューズ。\35,700（税・オプション込み）。ケント ショップ 青山 |
デザインが馬の鞍を髣髴させることから名付けられた「サドルシューズ」。2色使いのコンビ仕様で快活な印象が加わります。このスタイル、1980年代まではトラッド系の靴ブランドなら必ず発売していた、定番のカジュアルシューズでしたが、実は今ではなかなか見つけられません。
2006年9月から、写真のような気の効いた靴のオーダーを受け付けるようになったのが、今回ご紹介するケント ショップ 青山です。「カスタムメイド」と名付けたパターンメイド方式を取り入れ、お客様一人一人と靴を共同創造することになったのです。
トラッドの聖地らしい、真面目なデザイン
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| アッパーの革も色々選べます。コードヴァンやフレンチカーフもオプションで選択可能です。 |
デザインは43種類の中から選べますが、お店の推薦はそのうちの27種類（クリックするとご覧になれます）。IVY・トラッドそれにプレッピーという、今日でも大きな影響を与えているメンズファッションムーブメントを日本でけん引した、VANとKENTの聖地らしく、流行に左右されない真面目なスタイルを選択してくれています。トウシェイプも「普通の極上」たる、奇をてらわないアーモンドラウンドトウです。
アッパーに使える革素材は、通常の表革や起毛系など合計30数種類に加え、オプションで柔らかいフレンチカーフの表革やコードヴァン（馬の尻の革）も選べます。コンビ仕様のものでも、通常の革を選べばオプション代金は不要なのが嬉しいところです。
驚愕のサイズ展開で、完璧なフィット感
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| この計測器で足長を、テープメジャーで足囲を測ります。 |
しかもありがたい事に、左右別々のサイズも選択でき、その際もオプション代金は掛かりません。生活環境とか、しているスポーツ(利き足と軸足の関係)とかが影響し、実は大抵の人は多かれ少なかれ左右の足のサイズが異なります。つまり通常の既製靴ではどちらかの足を、より無理矢理靴に合わせている状況なのです。
でもこれだけの種類のサイズを左右別々で選べるのであれば、ほとんどの方が履き心地に満足を得られるのは間違いないでしょう。ちなみに小生も取材時に計測していただきましたが、左足は25.5のDウィズ、右足は25.0のDウィズが最適と判明。細くて貧弱な足に改めて驚いた次第です。こりゃー老後が心配……。
履き心地に肝心なもう一つの領域であるアウトソールの種類も、基本価格で4種類から選べます。お馴染みのレザーソール（厚目のダブルソール仕様はオプション）をはじめ、合成ゴムや滑りにくいセラミックソール、それに独特の感触でファンも多いクレープソールも用意しています。またヒールはレザーソールのもののみラバー製が標準ですが（レザーのものはオプション）、基本的にはアウトソールと同一です。
次のページは「絶対納得できる、品質と価格」などです。後半はかなり熱く語っているかも？
