イタリアン・ブランドでありながら、デコラティブなデザイン・ワークを嫌い、ミニマルを追求するプレミアータ。新作も、クリエートに煮詰まるとお気に入りのロックをガンガンかけて車を飛ばすと笑うデザイナー、グラツィアーノの人となりマンマ。シンプルゆえにフォルムの美しさや素材感が際立ってます。
ちなみにココンチはこのたび、ドレス・ライン「エンドレス」をスタートさせてます。元々ドレス靴の良質な工場として知られており、前身のGMエンドレスからその名をとりました。いわゆる原点回帰です。
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価格6万円(左)、5万1000円
(問)銀座ワシントン靴店tel. 03.3572.5911
ワンランク上の、大人のスニーカーなんて形容がぴったりのパトリック。まだあんまり露出してないけど、実は数シーズン前からスニーカーと革靴の中庸靴とでもいうべきコレクションを広げている。一番のオススメがバッファローカーフ使いのこの一品。かつての投てきシューズがモチーフで“らしさ”を失ってない雰囲気も秀逸だけど、特筆すべきはこの靴、手製なのだ。担当してるのは、東京の下町に工房を構えるナベさん。コストパフォーマンスにもたまげました。
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価格3万2000円
(問)カメイ・スポーツtel.03.3294.7921
ドライビングシューズとして有名なカーシューだけど、プラダ傘下に入り、そのコレクションに幅が出てきたようです。一押しは筒部分がゆったりしたバギーブーツ。いいですね~。
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価格2点とも5万4000円
(問)渡辺産業tel.03.5466.3446
ドレスシューズのベターゾーンとして今シーズン、これまで以上に市場で露出しそうなのがアルフレッド・サージェント。良質な工場としての底力を見る思いですが、ここでプッシュしたいのはスエード使いのカジュアルな2点。ストームウエルトを施したコマンドソールのボリューム感がたまりません。
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価格2点とも3万9800円
(問)野口彦tel.06.6647.1776
こちらもリズム・フットウェア。オーバーシューズがイメージなんだけど、羽根部分のデザインとトップラインのワンポイントが鹿子木さんらしいです。
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価格1万1000円
(問)リズム・フットウェアtel.03.5411.7876
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