スーツ・ジャケット/スーツ・カジュアルビジネス

梅雨のジャケット選びのポイント(2ページ目)

梅雨の時期から秋の涼しい季節まで、スーツを毎日着るビジネスマンは湿気と暑さに悩まされます。そこで今回は、梅雨の時期に適したジャケット選びのポイントをお教えします。

首藤 眞一

執筆者:首藤 眞一

メンズファッションガイド

素材はサマーウールがベスト

梅雨のジャケットの生地でベストは、通気性と吸収性の両方に優れたクールなサマーウール。毎日着たり、雨に濡れたりして、ジャケットのしわが気になる場合、吸湿性には劣りますが、ポリエステルとウールの混紡素材も良いと思います。

ポリエステルとウールの混紡素材はしわになりにくいので、扱いやすいという利点があります。麻素材も涼しく、梅雨や夏に適していますが、しわになりやすいという欠点があります。もし麻のジャケットを選ぶ場合は、麻100%ではなく、ウールやポリエステルの混紡がしわになりにくくよいでしょう。最近では、表面を撥水加工をしてある生地もあります。風合いが気にならないようであれば、このようなハイテク素材も梅雨の時期にはおすすめです。
背抜きのジャケットを選ぶポイントはドレッシーさと高級感を感じさせる生地を使用し、仕立てがしっかりとしているものを選ぶことです photo:石井幸久(m.m.blue)


ドレッシーで高級感のあるものを

背抜きのジャケットは、通気性がよく、軽いので、じめじめとした梅雨や夏の季節にはうってつけですが、裏地がないので重量感がなく、着た感じがペラペラになりがちです。

ジャケットはフォーマルで品のあるアイテムです。背抜きのジャケットを選ぶ時には、軽量仕立てでありながらもドレッシーさと高級感を感じさせる生地を使用し、仕立てがしっかりしているものを選びましょう。

クールビズが開始されて数年が経過しますが、まだビジネスマンの仕事着の主流はスーツとジャケットです。じめじめとした梅雨の季節、まだ総裏のジャケットを着ている人は、背抜きのものに買い換えてみてはいかがですか?

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